BLOG In SPIRE の読み方
はてなBLOGにて In SPIRE というBLOGを運営しております。これは真理の探究者の方々に向けて、わたし自身が体験した意識の目覚めについてや、その後に得た理解と知覚をもとに非二元やホーキンズ博士の意識のスケールの話に的を絞って書いているものです。いちおう順を追って内容を深めていくように意図はしているのですがBLOGシステムの性質上、投稿順にしか表示されないため記事数がそれなりに増えたいまとなっては全体の見通しが悪くなっているなと懸念しています。
そこで、この note に内容別に紹介するページを用意して、これをマガジンに登録しておくことで案内板のようなものにすることを思いつきました。それがいまお読みいただいているこの記事なのですが、こちらは随時更新していく予定です。さて、前置きはこれくらいにしておきましょう。なお、In SPIRE 上にあるすべての記事を網羅しているわけではありません。
非二元と悟り
In SPIRE においてわたしが書いていることの核心となるのがこちらの記事です。古いものを上に並べていますので、上から下へと読んでいただくと内容が繋がってくると思います。
誰が悟るのか?
こちらはIn SPIRE 全体としての導入的な内容になっています。
非二元ってどういうことなの?
タイトルそのままですが、非二元(ノンデュアリティ)とはどういうことなのか? について説明しています。人が二元性(二元論)という幻想に巻き込まれてしまっているのはなぜなのか? を知覚の仕組みから解き明かしているものです。
それは重要ではない!? 部分と全体について
ここでは知覚が生み出す二元性についてさらに踏み込んでいます。人がなにかに注目(フォーカス)するとき、それは必ず全体から部分を切り取っているということを示し、そこから必然的に生じる「重要性」について解説しています。
エゴは幻想? わたしはいない?
非二元の文脈においては「エゴは幻想である」とか「世界から独立した行為の主体である ”わたし” というものは存在しない」ということについてよく言及されます。この記事では、それがどういう意味なのかについて仏教の空論の考え方をベースに解説しています。意識レベルが高まっていくと(500~)このことは理屈理論ではなく実際に知覚されるようになっていくのですが、その段階にない人にとってはこの考え方が理解しやすいと思います。
垂直の時間、水平の時間――いま ここに ある
これも非二元などのスピリチュアル界隈ではよく言われる「いまここ」という言葉の意味について書いています。また、その中で思考に巻き込まれること(=思考と一体化してしまうこと)についても説明しています。この巻き込まれや一体化という概念は重要です。
統合性ってどういうこと?
https://merciful.hatenablog.com/entry/2020/05/25/135932
短めのお話です、と最初に断っていますがそんなに短くはない記事です。意識レベルの概念をただしく理解するために必要な「統合性」という言葉の意味を解説しています。分離⇔統合という対比によって、いかなることの真偽も識別することが可能になっていきますので、ぜひお読みください。
真理について要点を整理する(ふたたび非二元とはなにか?)
この記事は、ここまで紹介してきた記事の内容を踏まえつつ、真理とはなんなのかということを順を追って網羅的に説明したものです。かなり高度な内容になっていますが、この記事に書いてあることが理解でき、なおかつ腑に落ちるようであれば、もうすでに意識レベル500を超えている可能性があるでしょう。あとは理解を追いかけるように知覚が変容してくはずです。
霊的成長と知覚の変容について
意識レベルが変わる(上昇する)と、知覚もそれに応じて変容します。ここではわたし自身が経験してきた知覚の変化について、視覚を中心にとりあげながら解説しています。
思考は止められない、という話
人間は見かけ上の選択(決断)を行うことはできますが、本当は「色々考えて決断した」という内容の思考がただやってきて、それを受信しているだけなのです。すなわち、自由意志というものはないのですが、この記事ではそのことを踏まえつつ、思考というものについて掘り下げて書いています。
どこまでを自我(自分)と捉えるべきか? :意識における個別性の構造について
要点としては、「真我」という言葉はなにを指しているのかという結論を導くためのお話です。真我に対応する言葉としてエゴや自我、偽我、個我などがありますが、これらの言葉(この記事では自我という用語に統一しています)がなにを示しているか、あるいはどこからどこまでが自我の範疇と言えるのかを示すことによって、それではないもの、つまり真我の在り処を探していきます。(2023/11/13現在の最新記事です)
意識レベルを高めるためのワークなど
ここでは意識レベルを高めるための考え方やワークについて書いた記事を紹介します。覚醒や悟りという意識の状態も、意識のスケールのグラデーション上に存在しています。ですから基本的には、ある日突然に神の啓示を受けて悟りが起こった、というようなストーリーが悟りのメインストリームではなく、あくまで意識レベルを地道に高めていっていずれ到達するものと考えるべきです。そのためにはホーキンズ博士の意識のスケールの概念を学ぶことが必須といってよいですが、わたしが紹介するものには博士の教えをもとに、意識レベルを徐々に向上させられるような原理を組み込んであります。
全体性を把握するためのトレーニングについて 理論編
のちに「IF (直感的フィールド)」というテクニックを紹介しますが、この記事ではこの IF の理論的な説明をしています。この記事を読むだけでも、どうすれば意識レベルが高まるのかを考えるヒントになるでしょう。
全体性を把握するためのトレーニングについて 実践編『ふわっとした氣』を使う
IF の実践編です。この記事の時点ではまだ「ふわっとした氣」と呼んでいますが、実際のところ IF とはふわっとした氣のことです。ポイントとしては、IFを広く展開するとき、自分自身を拡大しているイメージをしてはいけません。それだとエゴを拡大していることになってしまいますから逆効果です。そうではなく、自分という存在を全体性へと広く浸透させ、そこに溶けていくイメージで実践してください。
Intuitive Field (直感的フィールド):ふわっとした氣の使い方いろいろ
ここではじめて IF と呼び替えました。IF はさまざまに応用・拡張が可能なテクニックです。まずは実践編で基本をしっかり覚えていただき、それからこちらの記事を読んでくだされば、どのように応用・拡張ができるかについてもコツが分かると思います。
高次の知覚をひらくためのエクササイズ
IF を習得できた人、もしくは意識レベル500台に到達している自覚のある方向けの上級エクササイズです。知覚の進化という点においては IF の発展型とも言えますが、IF とは別のものとお考えください。意識レベル500台の上部から600を目指すエクササイズとなります。
その瞑想はなんのため?
この記事ではオリジナルワークの紹介ではなく、一般的な瞑想に取り組んでいる人が陥りやすい罠について書いています。瞑想を否定しているわけではありませんよ。
意識レベルを高める習慣
タイトルそのままの内容です、と言いたいところなのですが、前半はいきなり読まれても意味不明な話が書いてあります。こちらはこの記事の別の項目のところですこし説明を書いておきますので、とりあえずそこは飛ばしてもらえると幸いです。
意識レベルを高める話法、語法
こちらも(は)タイトル通りの内容です。人の話す言葉がその人の意識レベルから出てくるのなら、意識レベルの高い(統合性の高い)言葉を使うことによって意識レベルを高めることができるはずだ、という観点からの話になっています。
In SPIRE を読むうえでの予備知識となる10冊
すでに探求を続けてこられていて、名著や名作と呼ばれているような本は一通り読んできている人であれば、わたしの記事を読むことはさほど難しくはないと思います。とはいえ、わたしの書く話の大半がそれを拠り所にしているホーキンズ博士の意識のスケールの概念や、ラメッシ・バルセカールが用いた「肉体精神機構」という用語、あるいはグルジエフのオクターブの法則などについては、やはりこれらをすでに知っておられる方でないとなかなか理解しづらいものであるでしょう。
そこで、In SPIRE を書きはじめた初期の段階において、このBLOGを読むために必要となる予備知識を学べる書籍に加え、わたしの記事から得られる理解の解像度を高めるために知っておくとよいと思われるようなことが書かれている本を10冊ピックアップしています(最後の一冊はごく最近紹介しましたが)。ここは記事ごとのコメントはせず、リンクのみ羅列しておきます。
意識の目覚めがはじまってからの10年間
In SPIRE というBLOGを書きはじめたのは2018年のことでしたが、それはちょうど、意識の目覚めをわたしが経験してから10年が過ぎた時点でした。ここではその10年間に、わたしがなにを経験し、感じ、考え、行動したかということについて綴った一連の記事を紹介しています。
⇧この記事はIn SPIRE のなかで一番アクセス数の多い記事です🍄
⇧プロローグでの10年間の振り返りを終えて、BLOGを書きはじめていた2018年の秋に書いた記事です。これは高次の自己(ハイヤーセルフ)から直接脳内に送られてきた言葉の断片をメモしたものをあとで文章としてつなぎ合わせたもので、一種の啓示です。内容としてはわたし個人に向けられたメッセージのように思えるのですが、「これを公開しなさい」と告げられたので記事にしました。すこし上で紹介した「意識レベルを高める習慣」という記事の前半に書いてあることは、ここに書いてあることに続いて起こった啓示です。
エッセイ的な読み物
ここまでの項目のいずれにもカテゴライズしづらい雑多な内容の記事を紹介します。
苦しみとはなにか? あるいはなぜドラッグは気持ちいいのか?
この記事も「非二元と悟り」の項目へ分類してもよかったんですが、ちょっと番外編的な感じなのでこちらで紹介しました。探求者ではなくても、興味深く読んでいただける内容だと思います。
輪廻転生という概念をどのように理解するべきか
輪廻転生について、ひとつのモデルを提示しています。ここでは魂という存在を前提とせず、エゴ=カルマが輪廻転生の主体であるという考え方で書いています。魂については別で記事を書こうと予定はしていますが、いまのところまだ書けていません。いずれにしても、輪廻転生については証明できないので、あくまで読み物としてこちらに収めました。
存在に関する統合的な図表(次元密度+意識レベル+グルジエフの人間論+チャクラ)
存在に関する統合的な図表の改訂版(次元密度+意識レベル+グルジエフの人間論)
この二つの記事はnoteの画像とリンクしています。
さまざまな知識を学んでいくなかで、あるときそれらの知識のいくつかが繋がっていることに気づきました。それを可視化してみたのがこの図表ですが、そうしてみると驚くべきことにホーキンズ博士の意識のスケールと、グルジエフのオクターブ理論に基づく人間の成長モデルが、相補的に互いを根拠づけていることが分かりました。さらに、チャネリング情報界隈でいわれている次元密度やアセンションといった概念も、この図表におさめることによってそれがなにを意味しているのかが明らかになりました。
また、これはnoteの記事ですが、この表についての最新の解説になります。あわせてお読みください。
目の前の現実(いま)のあやふやさ
わたしたちの知覚している現実が、思っているほど確固たるものではないということを書いています。意識レベル400台(理性・知性の領域)におられる方にとってはよい刺激になるかもしれません。
『引き寄せの法則』の落とし穴 『思考は現実化する』のではなく『思考も現実もあなたの意識レベルのあらわれである』
わたし自身、30歳前後の時期に引き寄せの法則にハマっていました。ということは、お金であれモノであれ名誉や地位であれ、とにかく引き寄せてしまいたい欲しいものがたくさんあったわけなのですが、いま考えてみればそれは「なにかを欲しがって手に入れる」ということに快楽や安心感を覚えていたということでした。つまり、当時のわたしは意識レベル175で測定される「欲望」のアトラクターからの影響を強く受けていた(からといって当時のわたしの意識レベルが175であったというわけではありません)ということです。
この記事では、なぜ引き寄せの法則と呼ばれる概念が成立し、それがもてはやされているのか、そしてその真相はいったいなんなのか? ということについて書いています。
パラレルリアリティ(並行現実)についての考察 ―現実は変わり続けている―
引き寄せの法則の記事の続編という位置づけで書いたものです。引き寄せの法則は意識の低い領域において一見すると有効に見えるものの、実際にはその人の意識レベルに応じたおなじ現実をただ延々と経験しているだけです。
これに対して、実際に現実そのものが変化するとどうなるのか? そもそも、どういうときに現実は変化するのか? といったことについて、パラレルリアリティ(並行現実)という概念をふまえて解説しています。
意識が世界を創造する(相互入れ子構造による宇宙の多重創造論)
パラレルリアリティの考え方を参考に、意識が世界を創造しているということを具体的に描写してみました。個人的には、お気に入りの記事です。
霊的な師(マスター)を探すことはやめましょう
この note の著者についてという記事に書いていることともつながっていますが、わたしは真理についてお伝えすること、教えることでお金をいただこうという考えはもっていません。いま世間にはそのような人たちばかりですが、わたしが心のなかで敬意を払っている過去の賢者たちには誰一人として、そのような人はいませんでした。
誤解されないように書くと、これは真理(霊的な教え)に限った話です。そういうものとは関係のない、いわゆる専門的な知識やスキルはむしろ、お金を取って教えるべきものです。
しかし、真理は一言でいってしまえば「すべてはひとつである」という、たったそれだけのことです。しかもこれは、わたしだけが言っているわけではなく、すでに何千年もの昔からヴェーダの賢者たちが言っていることです。そして、それよりもなによりも、真理は「教えられて理解するもの」ではなくて、「教えられて思い出すもの」です。誰もが生来的に知っていて、なおかつそれを忘れてしまっていること、気づけなくなってしまっていることです。
いずれにしても、すべてはひとつであるということを思い出してもらうために、さまざまな話をわたしは書いています。自分でいうのもなんですが、はっきり言って「嫌なら書かなければよい」だけなのです。だって、べつにわたしがなにかを書かなくても、おなじことを別の誰かが異なる表現でそれを書いたり話したり、世界中でしているわけですから。
それでも書くのは、わたしがそうしたいだけの話です。ですから、本当にそれだけのことなので、お金をとって教えている人たちのことは、わたしには本当に理解できません。ただひとつ言えるのは、彼らはそのようにプログラムされている(そのようなカルマを持っている)ということだけです。なにをやっているのか自分で分からない人たちのことを、わたしが理解できるわけもありませんね。
書評・書籍の紹介
キリスト意識からの啓示:ジョセフ・ベナーの著作「インパーソナルライフ」「あなたの内なるキリスト意識」の紹介
大湾洋乃さんの翻訳によるジョセフ・ベナー著「インパーソナルライフ あなたは神とひとつである」と「あなたの内なるキリスト意識 ―キリスト意識の覚醒による神との境界の消滅について―」を紹介しました。
この記事は「どこまでを自我(自分)と捉えるべきか? :意識における個別性の構造について」という記事の続きにもなっています。
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