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20代との違いを知って考える、50代から始める資産運用術

50代になると、老後資金の心配に現実味が増してきます。
もっと早くからきちんと老後資金について考えておけばよかった…と思っても、過ぎた時間は取り戻せません。

一方で、20代の若者たちは、私たちとは違う価値観、考えを持っているようにに見えます。

今回は、50代と20代でどんな資産形成の違いがあるのか​​を考えてみました。今からでもできる事、もっとあるはずです。



1. 若いうちからスタートできる強み

「もっと早く資産形成を始めていれば…」と思ったことはありませんか?

私もその一人です。
若い頃は、日々の生活に追われ、資産形成を意識する余裕なんてありませんでしたよね。
家計や子育てが優先され、投資や貯金を後回しにしてしまった方も多いと思います。だからこそ、資産形成を始めるタイミングが遅れがちです。
また今より情報が流れてはこなかったので、「資産運用」だなんて一部の特別な人だけがやるものだと思ってました。
つまり、無知でした。

一方、今の20代は違います。
SNSやYouTubeで早い段階から資産運用に関する情報に触れることができ、若いうちから積極的に投資や副業を始める人が増えています。
若い時期から始めることで、時間を味方にし、長期で資産を増やすことができるのが20代の強みです。

2. リスクに対する考え方の違い

50代になると、「失敗したくない」「リスクは最小限に」という気持ちが強くなりますよね。

私たちはこれまで積み上げてきたものを失いたくないという思いがあり、資産運用でも安定を重視しがちです。
預貯金や安定した投資信託を選ぶことが多く、リスクを避ける傾向が強いです。

一方、20代は「まだ失敗しても取り返せる」という考え方を持っているため、リスクを取ることに前向きです。
仮想通貨や新興企業への投資など、リスクが高いけれどもリターンも大きい可能性がある投資にチャレンジすることが多いです。
このリスクに対する姿勢の違いが、年代ごとの資産形成のアプローチに大きく影響しているんですね。

同じ「資産運用」と考えた時でも、この低リスク低リターン思考か、高リスク高リターン思考かで、選ぶ手段も変わってきます。
大きく冒険できない我々世代ですが、賢く増やす方法を模索したいものです。


3. 今を楽しむか、将来に備えるか?

50代になると「老後資金をどうするか」が常に頭にありますよね。
資産形成の一番の目的は、老後の生活を安定させるための資金確保です。
そのため、今楽しむことよりも、将来のためにどうお金を使うかに重きを置いてしまいます。

一方、20代はまだ将来を見据えた資産形成というよりも、目先の楽しみにお金を使うことが多いです。
旅行や趣味にお金を使い、今を楽しむことにフォーカスしながらも、少しずつ貯蓄や投資を始めるというスタンスが一般的です。
その結果、彼らの資産形成は柔軟で、自分のライフスタイルに合わせることを優先しているように思います。

とはいえ、我々世代でも残された「健康寿命」を考慮しないといけません。
体が今のように動かなくなったり、気持ちが動かなかったりする年齢が必ずやってくるのですから。
元気に楽しめるうちに好きな事に時間やお金を使うことは、若者に限らず大切な考え方だと思います。


4. 50代からでもできる老後資金への備え

では、50代からでも遅くない老後資金の備えはどうすればいいのでしょうか?

私たちは20代のように時間を味方にすることは難しいですが、今からでもできることがあります。
たとえば、固定費の見直しや、小額から始める投資信託、節税効果のあるiDeCo(個人型確定拠出年金)などがあります。
また、副業やスキルを活かした小さなビジネスを始めることも、今からの資産形成に効果的です。

大切なのは、今からでも焦らず少しずつ、できることから始めていくことではないでしょうか。
老後資金の準備は、年齢に関わらず、一歩を踏み出すことが大事だと感じました♪

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