思わず二度見したドラえもん【色彩エッセイ#1】
最近、色彩検定の勉強を始めた。
この検定に興味を持った理由は、純粋に「色」が好きだからである。物理学からファッションまで幅広い分野と関係がある色についてもっと知りたいと思いテキストを購入した。
これを機に、noteの方でも新しいマガジンを創設しようと思う。題して『色彩エッセイ』!
色彩エッセイの概要
毎回、色彩検定公式テキストで紹介されている色の中から一つを選んでテーマとする。
内容は、その色にまつわるトリビアや思い出、日常生活での気づきなどを綴っていく予定である。
更新頻度は特に決めていないが、勉強している間は続けていくつもりだ。
記念すべき初回は「ビリジアン」について!
ビリジアン [viridian] とは
系統色名 :くすんだ青みの緑
マンセル値:8G4/6
色名の由来:ラテン語で緑の成長を意味する
絵の具の緑を代表する色である。フランス人の化学者、ギネーが1850年代に発見したとのこと。
思わず二度見したおじさん
先日、スーパーで買い物をしていたら、インパクト大のおじさんとすれ違った。
なんとビリジアン色のTシャツの上に真っ赤なパーカーを羽織っていたのだ。こんなにも目がチカチカする配色のファッションを生で見たのは初めてかもしれない。
反対色を合わせるというファッションテクニックもあるが、どちらかといえば、あり合わせを着ましたというような雰囲気だった。私には到底真似できない技である。
思わず二度見したドラえもん
二度見といえば、このあいだ新聞広告に出ていたドラえもんを二度見してしまった。ドラえもんは青いボディが特徴的だ。しかし、その紙面には緑色のドラえもんが載っていたのだ。
広告の正体は…なんとユニクロ。こちらもトレードマークの赤色が緑色に置き換わっている。見慣れた色でないと、かなり目を引くものである。
こちらのドラえもんは「サステナモード」だという。ユニクロがサステナビリティ活動をアピールするために起用したのだという。
ユニクロは、かねてから店内にリサイクルボックスを設置し、着られなくなった自社製品を消費者から回収するという取り組みをしている。
私もちょうど1年くらい前だろうか。愛用していた秋物のVネックカーディガンの袖の部分がほつれてきてしまい、ボックスに入れたことがある。そういえば、あのカーデもまさにビリジアン色だったなあ。今頃どこかで誰かが着てくれているのだろうか。