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もし研究ビトがプリンのできばえについて振り返ったら

お疲れ様です。メルシィです。

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唐突ながら、私は研究職に携わっている。

ある商材をより良いものにするべく、(不具合がないように、という表現の方が適しているかも)日々仮説検証を繰り返している。

そして、研究者の血が騒ぐ日常的なイベントが“料理”なのである。

そう、私はたぶん料理にこだわるタイプの人間だ。

といっても食材にこだわるわけではない。

料理法や分量にこだわるのだ。科学的根拠に基づいたものだとなお良い。

先日、私はプリンを作った。しかし、レシピ通りに作っても固まらず、ふにょふにょプリンを生成してしまった。

ここから研究者魂が発揮される。

「プリンが固まらなかった原因」について、とことん追究をするのだ。

私は下記の仮説を考えた。

①材料の配合②牛乳の種類③蒸し時間④蒸す方法

1つずつ検証していこう。

①材料の配合

『所さんの目がテン』という番組HPで紹介されていたプリンの黄金比率、「砂糖:卵:牛乳=1:2:4」に従って作ったので、問題ないと思われる。

この番組は科学的な根拠に基づいているので信頼できるからだ。

②牛乳の種類

今回、私は家にある低脂肪牛乳でプリン作りを行った。通常お菓子作りには無調整の牛乳を使うので、これが犯人という可能性がある。

私はここでプリンが固まる仕組みについて調べた。

プリンは卵のタンパク質が加熱によりゲル(スライムのような状態)のようになり、さらに、牛乳のカルシウムイオンと結びついて固くなるとのことだった。

牛乳のくだりはこちらの本を参照した。

つまり、牛乳の脂肪分はプリンの固まり度合いには関係しないのだ。

低脂肪牛乳のカルシウム量は、無調整のものと変わりはないという。

ということで、仮説②は消去。

③蒸し時間

今回は150℃に温めたオーブンレンジ内に天板を敷いて、その上にお湯を注ぎ、さらにプリン型を載せて25分蒸すというレシピだった。

規定の時間で緩かったのでさらに10分温めたが、あまり効果はなかった。

また、cookpadでプリンのレシピを調べると、だいたい同じような温度・時間だった。

ということで、仮説③も根拠としては乏しい。

④蒸す方法

最後に考えたのが、蒸す方法である。

どういうことかというと、湯煎するお湯の高さが足りなかったのだ。

想像してみてほしい。あなたがお風呂に入ろうとしたとき、湯船にお湯が10cmしかたまってないときと、50cmたまっているとき、どちらが温かく感じるだろうか?

答えは無論後者だ。

はい。ここでプリンの気持ちになってみよう!天板に、お湯が1cmしかたまってないときと、5cmたまっているとき、どちらが温かく感じるだろうか?

…!そう!天板に張ってる湯量の少なさが原因だったのだ!

とは言え、我が家の天板の高さはせいぜい2cmが限界である。いや、待て。天板に湯を張る必要は全くないのだ。天板の上にバットのようなある程度高さがある入れ物を用意し、その上にプリン型を並べればいいのだ。

プラスアルファで調査したところ、プリン型にアルミホイルをかぶせると表面が焼きすぎる心配がないという。

今度は、上記の対策をとってより良いプリンを作ってみようとおもう。

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以上、プリンガチ考察でした!ドン引きさせてしまったらごめんなさい😇

ちなみに、今日のタイトルは下記本のオマージュです。ネタとして面白いのでご興味あればぜひ!


🐾今日のショートカット🐾

【windowsキー】とRで「プログラムを開く」を起動できます!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!




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