筋トレってなんでしょうね
自分なりに筋トレしてるんですよ、実は。
あるときふと思ったのです。
「筋トレ」ってなんでしょうね。
色んな目的があって、色んなやり方があるわけです。
そもそもなんの略ですかね?筋肉トレ?筋力トレ?
私は独自に「筋トレ」を以下の3種に分類しています。
1.筋力トレ:筋力up 発揮できるMaxパワーup
2.筋量トレ:筋量up よりデカい体
3.筋映トレ:見た目かっこいい
それぞれについて私の考えを述べてみます。
(注:私はトレーニングの専門家ではありません)
1.筋力トレ:高重量を持ち上げることが目的。
代表的なのはウェイトリフターでしょうか。
体が小さかろうが見た目カッコ悪かろうが重いものが持ち上ればよい。
だいたい身体は大きく迫力があるけど、結果に過ぎない。
亀仙人は小さなオジイだけど、片手で人を投げ飛ばせるのでオリンピックに出れば重量挙げのレジェンドになれるでしょう。
2.筋量トレ:体を大きくすることが目的。
例えばボディビルダー。
もちろん平均よりはるかに高重量な負荷を扱えるのは間違いないし、
見た目のバランスも重要な要素なので見た目にはこだわりはあるだろうが、
一般的なカッコよさとはズレがあるのではないだろうか。
超マッチョなビルダーさんが、ドライヤーが重くて髪を乾かすのが辛い、
と言っていたという話もある(出典は忘れた)。
3.筋映トレ:見た目カッコければなんでもいい。
と言うと一見非常に軽薄な印象を受けがちだが、心身ともに最も健康的と言える。最近で言う「細マッチョ」はこれでしょう。健康のために筋トレを行うのも広義ではこれに含まれるだろう。
1.や2.は非常に高負荷なトレーニングに加え、十分な栄養を摂取する必要があり、そのタイミングも繊細に要求される。また、十分な休息も必要となる。
高負荷をかけることで故障のリスクを伴う。栄養の摂取量やタイミングは時に食欲を無視して要求され、睡眠をとるために人間関係や他の趣味を犠牲にすることも求められることもあるため、精神的時間的な犠牲を伴う。
その点、筋映を目的とする場合は1.2.と比べ気楽。
もちろん各カテゴリーは重複する。最たるものはアスリート。
アスリートのトレーニングは競技に応じた筋力・筋量に加え運動効率・連動性を高めることが目的であり、非常に高度なトレーニングを要求される。
すごい。
見た目カッコイイが、あくまで結果であって目的ではない。
競技男女を問わずアスリートの体って触りたくなるよね。
目的をはっきりさせよう
何を目的とするかでどういったトレーニングを組むかが変わってくる。
動画サイトや雑誌などには様々なトレーニング方法や種目が紹介されているが、何のためにトレーニングをするかをはっきりしておかないと目的に見合わないトレーニングを行うことになる。目標に至らないばかりか故障のリスクもあるため、基本的な知識は非常に重要となる。
筋力トレや筋量トレについてはネガティブな部分にも触れたが否定しているわけではない。それを目指すなら相応の知識と覚悟が必要ということ。
筋力+筋量の具現ともいえるお相撲さんはむしろ好きだし。
では、私はなんのためにトレーニングをするのか。
日々お酒を飲むためです。