心の感情を意識してみる
どんな時に満たされるのか
これまでの僕は、自分の感情を意識したことが、あまりありませんでした。ストレスを感じる原因は、その出来事にこそ、原因があると思っていたからです。しかし、ストレスを感じることは、その出来事に対して、心がストレスだと捉えてしまったから、ストレスを感じるものだったのです。
つまり、心の動きを、よーく観察する必要があるということ。
それが大事になってくるのです。ですので、どんな時に感情がみたされるのか。または、どんな時に感情が下がっているのかを考えてみると、自分の心
を満たすということに対して理解を深められるものだと考えられます。
例えば、僕は嫌な出来事が起きると、僕はやけ食いやドカ食いをすると、ストレス解消になるとばかり思っていました。しかし、実際に感情を意識してみると、心は間違いなく悲しんでいるのでした。
心をエネルギーとして意識する
そうは言っても、自分の心がどうなのかを感じるのは難しいものだし、実際に数値化して可視化できるものでもありません。だから、心をエネルギーとして考えることで、自分自身が理解しやすいものになると思うのです。
例えば、音楽を聴いてリラックスしているときは、心のエネルギーは充電されている。誰かの悪口を言っているときに心のエネルギーは減っている。そういう風に捉えることができると、自分の感情が手に取るように分っていくものになります。
そして、単純ではありますが、心のエネルギーが奪われることを減らし、上がることを増やせば、充足感や心は満たされるものであると考えられるのです。
ここで、確かなことは、心のエネルギーが奪われることを減らしたからと言って、心が満たされるわけではないということです。心にとって、プラスになることを増やすことが大事になってくるのです。
一例ではありますが、僕にとっての心のエネルギーの上がり下がりのリストを上げてみたいと思います。皆さんにとっても、一度リストアップしてみることをおススメ致します。
心のエネルギーが奪われること。
・家や職場で、整理整頓ができていない
・朝早起きするつもりが、いつより、ギリギリに起きてしまう
・人との約束が守れない
・人に八つ当たりしてしまう
・忘れ物をしてしまう
・やけ食いしてしまう
・寝不足で頭が働かない
・喧嘩してしまう
・言いたいことを飲み込んでしまう
心のエネルギーが満たされること。
・散歩すること
・料理が美味しいと言われる
・本をじっくり読めたとき
・好きな音楽を聴くこと
・健康に気を使えていると感じれること
・褒められたり、お礼を言われているとき
・仕事のことを気にせずに家族と過ごすとき
・映画やテレビをみて、贅沢に時間を使えたとき
・どこか、いつもと違う景色を見れたとき
こうして考えたときに、このリストで、心が満たされることが増えていくことだけでも、少し、心がに余裕が生まれたし、満たされる気持ちになれました。
心にも感情があり笑顔がある
このリストを考えているときに、気づいたことがありました。それは、自分の感情は心が感じているものとは、違うときがあるのだということ。
分かりやすくいうと、僕が怒っているときは、心は悲しんでいる時がおおいということ。心が泣いているから、僕は怒る感情で表現している時があります。心が、イライラしたり焦りを感じるから、他人を批判、否定するような気持ちになってしまいます。
簡単にはいかないのは、分ってはいますが、この心が感じている感知ることことで、自分を癒すことは可能になる訳で、自分をコントロールする上で大事なことではないかと思うのです。
そのことを踏まえて過去を振り返ってみると、心はいつも泣いてばかりいたのでした。そうなるように、僕自身が自分を追い込むことばかりをしていたんだということだったのです。
こんなことを思いだしました。ちょっとした失敗で上司に怒られたときに、僕は自分が情けないと思って、落ち込んでしまいました。そんな自分を慰めようと、同僚に、上司の文句を言っていたのです。それは、自分の中では気休めになっていたと思っていたのですが、心は思いっきり悲しんでいたのです。
だからこそ、今は心を悲しませてはいけないと思い決意しています。
例え嫌な出来事があっても、そこをきちんと受け止め、これは、成長のためなんだとか、このメッセージは僕の力になる。そうやって、心を励ますように意識しています。
このように心にも感情があるとして、どんなことでも、心の笑顔につながるようにと決めてあげると、物事の捉え方から変わっていけるようになれるのです。
自分の中の心にも感情はあるのです。これを認識してみて下さい。
ちなみにこのことは、第一感情とか第二感情とか言われ、心理学の中でも言われていることで、アンガーマネジメントやビジネス、人間関係などにも重要視され応用されています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー