【英語】のメモ帳:I can relate.

今日たまたまFacebookで体重450gの超未熟児で生まれた赤ちゃんの短いドキュメンタリーを見かけた。最初の3ヶ月は病院のICU(集中治療室)で治療を受け、病院を出るまでの成長を追ったドキュメンタリー。お母さんとお父さんは、自分の子供を抱きかかえることもできず、毎日不安な日々を送っていた。そしてついに退院!

そんなドキュメンタリーを見たある人が残したコメント:
"I can relate."

見た瞬間、日本人には理解しにくいし、翻訳しにくい表現だなと思った。日本で英語教育を受けた日本人なら、relate =「関係する」という意味でしか覚えていない人がほとんどじゃないかと思う。よく使われる熟語が"be related to ~"で「〜と関係している」。

でもこの文脈からは、そんな意味になりっこないのはわかると思う。

実はここでの意味は
「共感できます。」とか、
「その気持ち、すごくわかります。」

英英辞書では
"I understand, because I have had the same experience."
"You can "understand" how that person or situation feels.
「私も同じ経験をしたことがあるので、理解できます。」

簡単に言っちゃえば
"I know what you mean."とか"I know how  you feel"と似たような意味合い。

相手が話したことに対して、自分も同じような経験があって共感できるときに使う表現。だから思い切って、「relate = 共感できます」って覚えてもいいかもしれない。

例えば、ある女の子が、付き合ってる彼氏に関して女友達とおしゃべりしてて
"I can't relate to him anymore."って言ったら、

もう彼の気持ちが理解できない→気持ちが離れてしまった。離れ離れ。「合わなくなった」という意味。

映画を見た後にもよく使う:
「I could relate with the main character.(主人公に共感できた)」
「I couldn’t relate with the main character.(主人公には共感できなかった)

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