家賃減額交渉(5000円減った時の話)
言ってみるものですね。
こんにちはメルカです。
このnoteでは日々のちょっと役立つ情報を中心に色々な雑記を発信しています。お暇な方や時間を潰したい方はぜひ読んでってくださいね。
今回の話はメルカの実体験となります。
同じことをしたとしても同じ結果となる訳ではありませんので。その点、ご了承下さいませm(_ _)m
といっても大した話ではありません。
自分は安ーい賃貸物件を借りています。
もう10年くらい住んでいます。
大体2年契約で火災保険などに入って敷金、礼金関係をクリアして住むのが一般的でしょうか。
自分もそんな感じでしたが、2年、4年、6年と経ったある更新の時期近くの時に、たまたまネットで自分の家の賃貸情報を見てしまったのです。
そのサイトの賃貸の家賃情報では今の自分の賃料から10000円も低かったんです。
家賃というのは基本的には住み始めた時の金額のままであることが多いです。
※今回は修繕積み立て費など個別の事情は考えていません。
まぁ当然といえば当然です。
家というものは必ず経年劣化します。
時間が経てば経つほど家賃が安くなるのが大半です。
よっぽど良い家や土地、地理的状況や物件の手直しで不動産価値が上がったりしない限りは賃貸料金が安くなるのが普通です。
とりあえず、その情報を知った自分は考えました。
「ひょっとして減額交渉できる?」
6年もいるのでそろそろ引っ越ししてもいいかなと考えていた時でもありました。
そして管理会社に連絡をしました。
(自分の場合は直接大家さんとやり取りせずに管理会社を通して大家さんとやり取りをすることになっています。)
話した内容は
「最近ネットでこの家と同じ間取りの空き部屋の賃貸募集の金額を見たところ、自分が支払っている家賃と金額が違いすぎるのではないかと思いました。ちょっと引っ越しも考えています。今より少しでも減額して頂けるのでしたら賃貸の更新をしようかと考えているのですが。」
(2年ごとの賃貸契約更新まで残り数ヶ月というタイミングでした)
といった感じです。
分かります。大家さんからしたらいい迷惑ですよね。
でもまぁこの世の中はただ知らないというだけで損をしているという事例にあふれています。
この時は本当に引っ越しを考えていたので聞くだけ聞いてみようと考えていました。
更新時期近くということもあり聞くだけ聞いてみよう精神です。
管理会社の方は「分かりました。では大家さんに聞いてみますので、また後日にこちらからご連絡させて頂きます。」との事。
数日後、
管理会社「確認致しました。大家さん的には『ちょっと痛いけどね。じゃあ5000円引きでどうでしょうか。』とのお答えを頂きました。いかが致しますか?」
自分「!?(本当に減らしてくれるんですね。)分かりました。ではそれでお願いします。」
管理会社「来月から変更するとなると、すぐに家賃額変更の書類を書いてもらい、更に数ヶ月後の更新時にもう一度書類を書いて頂くこととなり、大変手間になってしまうと思われます。
なので更新の月から現在提示されている新しい金額に変更するということを提案したいのですがどう致しますか?」
自分(すぐに変えてもらえるならそうした方が得だけど自分も大家さんも管理会社の方も短期間で何度も書類のやり取りをするのは面倒かも)
自分「はい。それで書類の作成をお願いします。」
といったやり取りで大家さんと話をすることなく減額交渉は成功しました。
これを人に話すと「そんなことできるんだ。というかよくそんな(家賃を減らす)相談なんてできるね。」と度胸あるなというニュアンスで結構驚かれます。
でも法律違反を犯している訳ではありませんし、失敗したら家賃が上がるとか直接のデメリットがあるわけでもないので交渉してみる価値はあると思います。
家賃の遅延があるわけでもないし、普段クレームを付けてくることもない優等生な借主だったというのは関係していたかもしれません。
でもしょっちゅう家賃の支払いが遅れていたり未払いであったりクレーマーであったならば、減額交渉など応じてくれなかった可能性はあるかもしれません。
大家さん側からすると、6年普通に家賃を支払い続けている優良な賃貸主が引っ越すと大変です。
部屋の原状復帰や新しく借りてくれる人の確保、そもそも今の借主(メルカのこと)より10000円低い賃貸料金で募集をかけているのですから、家賃自体も確実に減る上に別の手間やコストがかかります。
だったら今の借主の賃料を5000円低くしてでも2年更新してもらった方が得になるとの判断だったのでしょう。
少し申し訳ない気持ちにはなりましたが、自分が他の同レベルの部屋より高い賃料を払い続けるのを知っていて座して動かないでいるのは何か違うとも考えました。
結果、1年間で固定費が60000円(5000円×12ヶ月)節約できることになりました。
住み続けるほど大きな金額となるので全然馬鹿にならないですよね。
ただしこの交渉は劇薬となる事があります。
大家さんサイドが怒りだしこじれにこじれる危険があることは肝に銘じておきましょう。
「あんたがここに住む時にその金額で納得したんだからつべこべ言うな!」
「ご納得頂けないなら更新はせず退去されるということでよろしいのですね。」
そう言われて本当は退去するつもりがないのに退去する流れになるリスクを孕む可能性も全然あり得ます。
同じことをやってみたいなら、最悪引っ越したりなど代案を用意してから実行してみることを強くオススメします。
「確認したところ大家さんはこれ以上下げるのは厳しいとのことでした。」
「はい分かりました。では今の金額で更新手続きお願いします。」
と聞いたは良い物の、淡々と断られ普通に更新するパターンもあります。
とりあえず自分の家がアパート・マンションだったのだとしたら一度ネットで空き部屋情報を調べてみてはいかがでしょうか?
以上、メルカの実体験からの減額交渉成功例でした。
今回はこんなところでノシ メルカ