アニメ「ダイの大冒険」58-60話 感想
やっぱりポップが一番好きなんですよね( ;∀;)
こんにちは 連載当時から「ダイの大冒険」が好きだったメルカです。
以前アニメ「ダイの大冒険」の57話までのネタバレ込みレビューを書いたことがあります。
下記noteは1-57話までの感想なのでダイジェストにダイジェストを重ねたような総括になっていましたがw
今回はその続きの感想レビューを書きたいと思います。
まず各話のまとめ、それからピックアップと軽い総括の構成です。
ダイの大冒険は昔のジャンプにて連載されていて完結しています。
その全話数はなんと343話。これを凝縮してアニメ放送をしています。
アニメ60話の時点では漫画の220話(五つ目のしるし…!!)辺りです。
漫画で言うと143話分も残っていますので、1話に3-4話使ったとしてもまだまだアニメは楽しめるはずです!
それでは各話のレビューをしていきたいと思います。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
58話 意外な救世主
ダイのアバンストラッシュにより黒焦げになったバーンでしたが、ほとんどラグのないベホマによりすぐさま全快します。
素手では分が悪いと鍛冶師ロンベルク作の杖を取り出したバーンに圧倒されダイの剣も折られてしまいます。
カラミティウォールという大技を繰り出され全滅しかけたその時、助けに入ったのは意外にも宿敵ハドラーでした。
超魔生物として最強の肉体を持つハドラーに対してバーンはダイたちとの戦闘で魔法力が減少していて劣勢。
倒せるかと思いきやしぶとく生き残っていたザボエラに邪魔され敗北してしまいます。
ハドラーたちを逃がす為にハドラーの部下ブロックが身を挺して囮に。
ハドラーたちは逃走することになりました。
最後にはバーンとの戦闘で死んでしまったダイを竜の騎士を見守る存在「マザードラゴン」が連れ去る展開で幕を閉じました。
【ピックアップ】ブロック
ダイたちとの戦闘からまさかのハドラー戦に移行。
目まぐるしく状況が動きましたね。
この回の注目ポイントはハドラー…もそうなんですが一番はブロックですかね。
彼はチェスのキャスリングというブロック特有のキングとの場所交換という入れ替わりルールの能力で主君と仲間を助けました。
現実のチェスルールの特色をキャラに持たせるのは面白いですよね。
初めて喋った言葉が「みんな、ハドラー様を頼む」
という自分のことではなく主と仲間への気遣いという演出も憎いです(>_<)
59話 生存者たち
バーンの目的は地上を全て吹き飛ばし、その地下にある魔界を太陽の元にさらして魔界を掌握することです。
その一貫なのか地上に大きな槍を落とし侵略を開始しました。
一方ハドラーの乱入により地上の海に落とされたポップとマァムはチウに発見され命を取り留めます。
気落ちしたポップとマァムに激(げき)を入れたのがアバン先生の騎士団時代の王女フローラでした。
場面はダイに変わりマザードラゴンと対話。
ダイはバーンの攻撃で死んでいました。
そこにダイに宿った父バランが説得してダイは生き返ることに。
【ピックアップ】父との別れ
ブラスじいちゃんは彼にとっての育ての親でしたが、バランは敵対していたとはいえ本当の父親です。
ダイはまだ12歳の少年です。
母親を知らないダイにとって唯一話したことがある肉親バランとの別れは筆舌に尽くしがたいほど深い悲しみだったでしょう。
60話 ダイとポップ
バーンとの戦闘で死んだかに思えたヒュンケルとクロコダインは生きていましたが、魔王軍に捕まり公開処刑されることになりました。
ミストバーンはヒュンケルに悪に染まれば仲間に戻してやると暗黒闘気たっぷりの謎の飲み物を提示します。
(ミストバーンが頑張って水か何かに暗黒闘気を詰め込んでいる場面を見てみたい。)
ヒュンケルは考え込みます。
エイミに告白された時に「この死に急ぎ野郎が」…いや間違えました「死に急がないで」と言われたヒュンケルは早々に自分の命を諦めることなく抗ってみようと決意しました。
シーンは人間側に。
ダイは自分とバーンとの戦力差に絶望して逃げました。
その行き先にアタリをつけたポップがダイを発見します。
冗談交じりで不器用ながらも思いの丈を伝えるポップ。
ダイは戦線復帰することになります。
バーンへ挑む作戦を立てます。
「ミナカトール」というバーンの城の結界を無効化できる5人がかりで何とか使うことができる呪文を覚える為に「破邪の洞窟」というところに呪文の契約をしに行くことになりました。
呪文を使う為の条件の1つに5つのアバンのしるしが必要です。
でもアバンの使徒は捕まっているヒュンケルを入れても4人。
1人足りませんでしたがフローラはレオナを指名します。
(ダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、レオナ)
レオナは純粋なアバンの使徒ではないですが、フローラが昔もらったアバンのしるしを使うメンバーの1人となることになりました。
そして契約の為に破邪の洞窟へ向かうと決まり60話は終了です。
【ピックアップ】ダイとポップの月夜の散歩
ダイがデルムリン島を出てからまだ3ヶ月しか経過していません。
ダイは魔王軍との戦闘を繰り返すことで勇者として成長しましたが、ガムシャラにやってきたツケが回ってきたようです。
彼はまだ12歳。
これまでは敵の強さは認識していても目の前で誰かがピンチだったり、魔王軍から街を守るためだったり世話しなく動いていたのですが、ここにきて初めて自分意外の要素であるプレッシャーを意識することになりました。
最悪自分が負けても死んでもいいとは思っているでしょうが、自分より強い大魔王を自分が倒せなかったら世界が終わるという重圧や、勇者としての振る舞いを当たり前のように強制されるような圧力はたとえ彼が大人であっても逃げ出したくなるものでしょう。
それだけの勇者としての責任や大魔王との絶望的な戦力差を目の当たりにしてまた立ち向かわなければいけないという恐怖やストレスで精神的に押しつぶされたダイは思わず逃げ出すことにしました。
デルムリン島からずっと一緒に冒険してきたポップは、ダイのことをパーティ内で一番分かっている親友です。
それにクロコダインに立ち向かうまでのポップは逃げてばかりいましたので、ダイの気持ちを自分ごとのように理解していました。
勇者としてではなくダイとして考えればいい。
勇者が1人の戦いではなくみんなの戦いだと伝えます。
何もしないと世界が終わる状況ですので本当なら引きずってでも戦いに参加させるべきだとは思っているでしょうが、最終的には自分で考えて決めなと言い残すポップ。
ここで自分の想いや考えを伝えつつも最終的な判断はダイ自身に選ばせてどちらに転んでも恨まないと無理強いしないのがポップの良いところです。
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漫画の3-4話くらいを1話にまとめているからかアニメは毎回の内容が濃いですよね。
原作からセリフを厳選したり補完したりしているので見やすくなっています。
来週アニメ61話の内容はその補完の1つ「アバン先生の過去」です。
フローラがアバンの過去について語るタイミングで過去編挿入って、プロデューサーも良い仕事しますね。
アバン先生といえばダイの大冒険の外伝、「勇者アバンと獄炎の魔王」が漫画連載してますよね。
どうしてもダイ大と比べて技や呪文の派手さは劣りますが、本編のキャラの掘り下げがされているので前日譚としては面白い漫画です。
では今回はこんなところでノシ
メルカ
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