この道の先は

家の中にいる時間を自ら長くしている。
強制されて出勤をしていることが馬鹿みたいに思えちゃって。
自分の生活が不安定になることも恐れず仕事から逃げた。
仕事まともにできてるならいいけれど、心が壊れちゃったら本当にしんどくなっちゃうからね。お金があったって、心が壊れてたら使う気にもなれなくなるんだ。自分はそうだ。

この険しき道を抜け出した先の世界は、
この険しき道に入る前の世界とは大きく変わってるのか、それとも。

ずっと険しき道で疲れちゃうね。

同じ景色に飽きてくるね。

まだ光が足りない森みたいな道が続くのかよって。

この険しき道の外側が宇宙ならば、
星たちが煌めいてたり、宇宙人が遊んでたりするのか。
ただ自分とこの険しき道だけが通常より小さくて、
パーンと開いたりなんかしたら大きい人たちに見られたりするのか。

…。

地道にこの道を駆け抜けるしかない。

険しき道の先は想像するしかない。
想像通りにもなるか分からないけれど、
どうせ想うなら楽しいのがいいよ。

もしあの時の世界が思い出のままになっても、
思い出にその世界は在るから、
自分の中で思い起こして。

でもこれから生きるのは先の未来。
変化を楽しみたい。
楽しめる変化であって欲しい。

自分はどう変わってるのか。