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Rabbit Cat 3rd Live ”-Raise-” 感想(2025年1月5日)

昨年のハルモネアで優勝したアカペラグループ”Rabbit Cat”の3rdライブに行ってきました。ライブで良かったなと感じたことを3つの観点から書きます。

特典のCDをパシャリ。左から
とおるすさん(4th)
Mikiさん(Top)
優輔さん(3rd)
はつみさん(2nd)
KENさん(Bass)

①アカペラの構成解説

すでにラビキャの鉄板カバー曲となっている「接吻」(ORIGINAL LOVE)。ひととおり演奏したあと、各パートを抜き出して歌ってくれ、最後にそれらを合わせて演奏してくれました。
なんとなく通りすぎてしまう部分も、きちんと解説してくれることで、テクニカルなことをしているんだなと改めて理解することができました。

topのMikiさんは深いブレスが特徴的で、聴く人を自分の世界に引き込む。
2ndのはつみさんは低い唸り?がなり?がうまくて、主役にも脇役にもなれる。
3rdの優輔さんは少年感のある声で、女声と男声を綺麗につないでくれる。
4thのとおるすさんは自分で自称していたようにかつお節。この人がいないとアカペラは完成しない。
bassのKENさんはラビキャの土台。超低音から爽やかな高音まで自在にこなす。

これほど個人の声が特徴的で、たっているグループも珍しいと思います。

②オリ曲とカバー曲の織り交ぜ

今回MCをはさみつつ、20曲弱くらい演奏してくれました。オリジナル曲とカバー曲を2、3曲ほどのまとまりで演奏してくれたことで、新鮮な気持ちで楽しく聴くことができました。多分もしこれがオリ曲だけでも、カバー曲だけでも、ここまでの満足感を得ることはなかなか難しいのではないかと思います。ベクトルの違う2パターンがあるのは強みですよね。甘いものとしょっぱいものを交互に食べている感覚というか。
オリジナル曲では「狼日和」「Sunbelieve」、カバー曲は「Adoメドレー」「Part Of Your World」が絶品でした。

③アカペラへの情熱

ひととおり曲が終わったあと、それぞれが挨拶をしてくれました。最後にリーダーのとおるすさんが「3年も続けてこれたこと自体が奇跡」と仰っていて、はつみさんがうんうんとうなづいていたのが印象に残っています。おそらく大学時代とか、以前からアカペラはされていたのだと思いますが、社会人になってそれぞれの職務があるなかで続けていけるのは、皆さんアカペラが大好きだからこそだと思います。

余談

MCのなかでラビキャにハマるきっかけの話になっていて、自分は「YOASOBIメドレー」がパッと頭に浮かびました。もともとPentatonixからアカペラ沼に浸かった自分にとって、純粋に衝撃を受けたのが始まりでした。それから色んな曲で衝撃を受け続けています!

これからも応援してます。最高の演奏をありがとうございました!

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