親戚の集まりが地獄だった話

 今日あった話です。
 お盆ということで親戚が一堂に会するイベントがありました。全員で15人くらいおりまして。自分は親を家に送るためシラフでした。 

 そこそこ皆の酒が入り盛り上がってきた午後9時半くらい。地獄のイベントが始まりました。それは「ひとりひとりおもしろい話をする」というもの。言い出しっぺは叔母。順番に話をしていくのですが、シモの話ばかり。やれ自分が小さい時にウンコをもらしただの、風呂場でウンコした話だの、川からウンコが流れてきた話などなど。8人くらい連続でウンコの話だったのです。すでに自分は怒りというか、こんな場になぜ自分がいなければならないというのが疑問で仕方ありませんでした。

 そして自分の番がきてしまいました。なんか自分もシモの話あったかな、、、と考えましたが出てこず、今日母親が網に引っかかって転んだ話をすることにしました。「今日あった話なんですけど」ではじめると比較的ハードルが下がるかなと考えたからです。すでにエピソードテーマとしては弱いのは自覚していました。ウンコには勝てないと。でもなにか話をしなければ帰らせてくれないような圧を感じ、話し始めました。すると、この話を知っている叔父が、「ああ、〇〇(母親)が網に引っかかって転んだ話か!」とオチを先に言ってしまいました。もう終わりです。もうどうしようもなくなって話は尻すぼみに。「え?オチは?」みたいな地獄の空気になり、「じゃあ次の人行きましょう」となった。その時のことはあまり覚えていません。すごく怒りながら帰りました。

 もう親戚の集まりには行かないぞ、と決意した瞬間でした。

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