イラストレーター・画家になるヒント
こんばんは。
空気が冷たくなって冬の足音を感じる今日この頃です。
体だけでなく心も風邪をひきやすい時期なので、温かい紅茶を飲んで芯から温まることと、甘いものを食べたりお気に入りの音楽を聴いて心に栄養を与えたいです。
今日はイラストレーターや画家になるヒントについてです。
私の書くnoteは日記感覚の解れたものなので、基礎のようなしっかりした内容は発信できませんが、描くために大切にしたいことやSNSを続けるための心のお守りについて話していきたいと思います。
イラストレーターを夢見る学生さんや、今から絵を描いてみたいと思う方へ届けられたら嬉しいです。
でも絵だけでなく写真や歌など、表現することに共通するお話な気がするので、変換して色んな方に読んでもらえたらもっと嬉しいです。
経験談をもとにお話しますが、隣に座る友達のような、そんな感覚で読んでみてください。
右：広い湖に浮かぶ小さな小さな島と木々
表現の自由
絵を描くことはファッションと同じくらい自由で、個性があって、好きなように表現して良いはず。
洗練されたものを求めたり、好きな色を纏ったり、お気に入りをたくさん詰め込んだり。
そうして完成した自分だけの作品をどうか忘れないでほしいです。
何にでもありますが、絵の世界にも基準は存在していて。
〝上手〟を掘り下げると、理想の構図だったり、いかに正確にモチーフを描き込めているかだったり、どれだけ分かりやすいかだったり、配色の効果だったり。
そういうことは授業や本で学べますが、自分の好きな色の組み合わせだったり、選ぶモチーフはその人だけの所謂センスにあたるところで、宝物だと思っていて。
きっと生きてきた中で出会った、忘れられないものたちだと思うんです。
それらを〝上手いかどうか〟で掠めてはとても悲しいので、自分だけの宝物は疑わず決して失くさないように大事に持っていてください。
それが絵を描く軸となって自分だけの表現に繋がるはずです。
イラストレーターとしての絵
クライアントからご要望を受けて描いたイラスト。
相手からもらう〝こんな絵を描いて欲しい〟というメッセージをしっかり読んで、イラストが使われる背景を想像したり、自分にしか出来ない表現をイラストに込めて制作する、まるでバレンタインのお返しホワイトデーのような感覚でいます。
描いてほしい人と、描く側ではイメージの差があるので、相手の理想に近づくために色んなアイデアを出して選択できるようにして。
これは違うかも。と相手に届ける前に判断しても、それこそ相手が求めるものの可能性もあるので、アイデアはなるべく潰さず出して幅を広げることを大事にしています。
画家としての絵
私が絵を描く際に軸としていることが〝心を大切にすること〟です。
絵を見た時に少しでも癒されたり、温まったり。
チョコレート食べた時の幸せまでいかなくても、甘い匂いを嗅いでふわっと何かが解れる感覚になるところを目指して、柔らかい色を使用したり、素敵な光景を表現しています。
見えない人にではなく、応援してくれる人に向けて絵を。
SNSで絵を載せていると、フォロワーやいいねの数が多いとすごい。という風潮がどこかありませんか…？
私の場合ですが、フォロワーが多い時でも少ない時でも、緊張する気持ちや焦る気持ちは変わりません…
良い絵を描かなきゃ。
色んな人に見てもらわなきゃ。と頭をよぎります。
〜しなきゃ。という切迫する思いって、すごく辛いですよね。
きっとメンタルがきっかけで絵が描けなくなった人、発信できない人も多いのかなと思います。
そういう方が私の絵を見て、また描いてみようかなと、きっかけになってもらえたら嬉しいです。
1人でも応援してくれる人がいれば、その人の存在が心のお守りになります。
目に見えないSNSの中だとどうしても信じる力が弱くなりがちですが、少しでも絵を好いてくれる人がいれば、頑張る理由になります。
その人たちに向けて絵を発信し続けることが今の私にとって活動方針です。
描き続ければ、後にそれは大きな道になります。
その間に人と比べて落ち込んでしまったり、何を描いたら良いか分からなくなったり…
困ってしまいこともたくさんありますが、それでも描くって楽しい…！の気持ちが大きく動いてくれます。描けない時は無理に描こうとしないでお休みして。映画を見るうちにアイデアが浮かぶ、なんてことも多いです。
何事もそうかもしれませんが続けることでチャンスが訪れたり、少し自分に自信を持てたり。
糧になって今の自分を支えてくれるなと感じています。
良い方に目を向けて自分なりのペースで努力すればいつかきっと夢は叶うはずです。
ここまで綴りましたがいかがでしょうか…？
あまり参考にはならないかもしれませんが、こういう考え方もあるんだなと、視野を広げる材料にしてもらえたら嬉しいです。
絵に限らず、大好きなことを思いっきり自分らしく表現できる機会が増えますように。
温かくしておやすみください𖡼