戦争と漫画と映画備忘録2
数日前はは8月6・9日・15日だったので、
原爆や戦争についてのものをいろいろと見かけた。
NEWSから「原爆という人災」ってセンテンスが聴こえてきて、
「人災」という言葉にハッとして、
その単語が胸にぽつんと残った。
原爆や戦争については説明する機会があるから、
随分昔に図書館で本を漁った。
何十冊か目を通したし、
漫画でも、映画でも情報を摂取した。
どれに触れても、
触れている間は焦燥感でいっぱいになる。
胸中が煙たくって赤い炎がチラつくような、
鬼気迫る気持ちになる。
近所の本屋では、
戦争にまつわる本のブースが設けられていて、
今日マチ子さんの『COCOON』を軽く立ち読みした。
描写が感覚的な戦争漫画、珍しくて良かった。
「買うか?」と迷ったけど、
「手元に残しておきたくないなぁ」とも思った。
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【 漫画 】
★『不滅のあなたへ』
ここ数年、内容が面白くて続きを楽しみにしている漫画は
『亜人』と『進撃の巨人』なんだけど、
5~7巻を読んで『不滅のあなたへ』も仲間入りとなりました(^о^)
大会優勝した父に対して、
「そこに立っているのは父ではなかった。」っていう
トナリのモノローグがあるけど、
なにかをきっかけに、
「あ、この人はこの人を辞めたんだな。」って場面あるよね。
「あ、人間やめたんだな。」って感じる人もたまにいる。
人間を辞めた人は、欲の塊のような、妖怪のような生き物になる。
全編を通して死や生について、一般的な視点だったり、
特殊な視点で描かれていて、思考の幅が広がる漫画。
★『凪のお暇』
最近売れてるらしい。
「分かる。いるいる、こういう人。」って登場人物の性格。
そして、自分と被る部分がそれぞれにあったりして
切ない。続きが気になる。
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【 映画 】
★「2つ目の窓」https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/2157
これも薦められた一本。河瀬直美1本目。
すごく良かった。純文学的な映画。
それぞれの人の衝動との葛藤が、人間らしくて良かった。
奄美大島、きれいだ。
★「沙羅双樹」
奈良の町は風情があって良いなぁ。
映像が手ぶれで、ゆらっと瞬くような気怠い画。
なんだかいろいろ不思議なところがあったけど、
魂の見ていた画と考えると腑に落ちた。
立て続けに河瀬直美作品を観たけど、
両方ともテーマが死生観。
どちらも前向きで良い。
『不滅のあなたへ』読んだ後だったこともあって、
ここ数日は生きることについて考えた。
★「ユージュアルサスペクツ」
友だちのDNAに刻まれているらしい1本笑
最後の悔しさったらないよね。
裏切られて面白かった。
★「きっと、うまくいく」
なんか最近「インド映画」という単語をよく耳にしたので、
「インドの映画なんて観たことないよ!(^o^)」と思って試し観した一作。
3時間の大作。構成は昭和を感じるベタさとご都合展開。懐かしい。
ところどころに入るミュージカルはインド映画の特徴なのか?
3バカが可愛すぎるね。
途中、ランチョ―の言うことに心から共感した。
学校で学びたいのは「競争の仕方」でも「点の取り方」でもなく、
学問の「楽しさ」だよね。
分かるよ。本当にそう思う。
( でも実際は新しいことなんて全然できなし、
やらなきゃいけないことで時間はかつかつだったりするし
いろいろむりだよなー(^o^) )
一時期昔の本いっぱい読んでたけど
文学にしろ、歴史関係の本にしろ、
「勉強したいのにできない」人たちの気持ちって痛烈でさ、
それ知ったら「義務教育でいろいろ教えてもらえる現代に感謝(^人^)」って
気持ちになれて、
その時初めて、「勉強って大事だったんだなー(^o^)」って思えたけどね。
20歳ごろかな。
「いつ気付くか」は、大事なのかもね。
★「LA・LA・LAND」http://gaga.ne.jp/lalaland/
「セッション」の先生がちらっと出てるということと、
放映当時すごく人気あったから観たんだけど…
最高につまんなかった笑
ミュージカル冷めてしまう…笑
主人公カップル恰好良い&可愛かった♡
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