愛着障害とインナーチャイルド

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今回は昨日の記事↓の続きです。

愛着障害、という言葉は専門的なのもありあまり使わない単語なのでパッと見たときにちょっとびっくりする感触があり、単語のイメージと実際の意味との間にずれがあるように思います。

意味としては、小さい子供が親から愛されて育まれる『愛着』がある状態が、うまく育まれたなかったことを指しているそうです。

普段、ヒーラーとしてエネルギーを拝見しながらセッションを行なっているのですが、インナーチャイルドの世界観と愛着障害の状態が少し似ていると薄々感じていて愛着障害について調べるようになりました。

インナーチャイルドを拝見していると、インナーチャイルドの持っている世界観、過ごしている世界の映像が、その方の子供時代とリンクしていることがあります。

実際の子供時代を指している時と、潜在的な状態を指している時があります。

インナーチャイルドに問題が起きている方は、『人に決めてもらわないと不安』、『仕事などで周囲はどんどん自分で決めていくのに自分にはできない。誰かに確認を取らないとあっているかわからない』など、社会に出ても子供のような自分に悩むことがあります。

あるいは、お付き合いをした方との間で尽くしすぎて自分が何をしているのかわからなくなったり、親との関係で犠牲になり続けていることもあります。生きている意味や、生きている実感、人生の充実感などが感じづらい状態、という印象です。

そういった場合、その方のエネルギーの歴史や記憶を拝見していくと(宇宙に必要な箇所を見せてもらったり体周辺の記憶、内臓の記憶などを見ていきます)、土台の部分がずれている、あるいは土台が全くないことがあります。

土台がない、ずれている、ことの問題は、その上に積み上がっていく子供時代〜学生時代〜社会人の経験が不安定になっていくことです。人間関係を築くための基本的な安心感(=土台)がないので、人を避けたり、人を信じすぎたり、距離感を間違えてしまったりして『うまくいかない』という印象を自分に持ってしまいます。

キャラクターや性格には問題がないはずなのに、途中で関係をどう進めていったらいいかわからなくなったり、理由なく関係を切ったり、人に相談しても『本当に聞きたいことと答えが違う気がする』ので、相談できなくなったりして、孤独感を強めることもあるようです。

自分ではどうしてこうなったのか、問題が分かりにくいところもポイントです。子供時代には『何が正解か』を教えてくれるのが親や養育者、周囲の大人、になるため、子供が本能的に『愛されていない気がする』、『これは交換条件を出されているのではないか』と感じていてもそれをうまく説明できないですし、説明したところでその大人から与えられた環境で過ごしている子供が自力で環境を変えることはできません。

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