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【Revit】ファミリの挙動(面付き/〇付き)

こちらの投稿に少し補足します。


■注意事項

【面付き】ファミリ

ホストが消えてもファミリは残ります。
外部リンクの壁や天井が削除されても、ファミリは残る。
面をホストにする場合は、原則面付きが望ましい。

【壁・天井・床付き】ファミリ

ホストが消えるとファミリも消えます。
意匠を外部リンクしていると、意匠モデル内の壁や天井が削除されると、知らぬ間に設備ファミリが消えることとなる。

■諸元

RUGのファミリ仕様書の中でも下記のように記載されています。
電気の照明器具など、一部の仕様書に記載されているので…見落とし注意

・ジェネリックファミリでは以下の理由で、面付きファミリを採用し、天井や壁をホストとするファミリを採用していません。 ※天井や壁をホストとするファミリとはテンプレート「照明器具(メートル単位)、天井周り」や「照明器具(メートル単位)、壁周り」から作成されたものです。
①ホストである壁や天井が配置されていない場合に照明器具を配置ができない。②ホストが削除された場合には照明器具も削除される。③面付きファミリにおいては、ホストが削除されてファミリは配置場所に留まる。

RUG MEP Generic Familes 仕様書_照明器具.pdf

2024.07.31 補足

改めて気付いたことを補足する。
そもそもなぜ、面付きは消えず、◯付きは消えるのか
これは意匠設計目線か設備設計目線の違いだと思う。

意匠設計目線

  • 間仕切り変更のため、壁を消す、天井を消す

  • プランを変えるため付帯設備共に削除で構わない

  • 照明器具なども改めてブロット。あくまで見た目がプロットできれば照明器具や衛生器具を管理するつもりはない

⇒ ゆえに壁/天井とともに消えるのが正しい

設備設計目線

  • 壁や天井は外部リンク、所掌外の変更

  • 壁や天井の削除は意図しないこと

  • 照明器具や衛生器具が管理対象のため、プロットだけでなく、そのリストや中身を管理する目的がある

⇒ゆえに壁/天井の削除で一緒に消えてはいけない

そう考えると、意匠設計は、◯付きファミリを。設備設計は、面付きファミリを使うべきと思う。伝わるかな。個人的にはしっくり来た

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