【Revit】専門分野とカテゴリ表示の特徴
今回のテーマは、「専門分野」と「カテゴリ表示の特徴」です。
「専門分野」を変えるだけで…
など…「専門分野」侮るなかれ。影響でかすぎます。
こちらのHELPを表にまとめるとこんな感じです。主に複雑なのは設備系だけなんですけどね…解説が雑でわからない。そんな”あるある”を紐解きます。
■表示の影響
≫ハーフトーン(透過)表示される。
設備系の専門分野では、一部のカテゴリが透明っぽく表示される。
なんか透明っぽいので、透過と表現しますが、正確にはハーフトーン表示です。明るく表示されています。必ずしもハーフトーン表示されるわけではありません。ハーフトーンの設定に依存します。
ハーフトーンの設定は、「管理タブ>その他設定>ハーフトーン/アンダーレイ」の設定に依存します。こちらが「暗」100に設定されると、何も表示は変わりません。ちなみにRUGテンプレート(v2.0)は、設定が100です。
≫表示されるカテゴリが異なる
これは「専門分野」と「ビュー範囲」に関する話…
奥が深すぎなので「設備」だけ抜粋して解説します。サンプル載せると論文レベルなので…ぜひともAutodeskに解説して欲しい…今まで明らかにしてないことがおかしいレベル…
図表の理解が難しいが…縦軸が天井や床の設置レベル。横軸がファミリを配置した位置を示す。奥行、基準、断面ラインにそれぞれ配置。
専門分野「設備系」でハーフトーンとなる要素は、断面より上に配置した要素が非表示となるので注意が必要だ。特に一般モデルや衛生器具…など ➡(誤記修正8/26)断面より上に配置した要素でも”表示”となる場合があるので注意が必要だ。「一般モデル」「造作工事」「窓」は、ハーフトーンだが断面上部でも表示される。逆に「衛生器具」は、断面上部で非表示となる。
①~⑥のコメントは専門分野により若干異なるので要確認。また表示特記も若干異なる。ヘルプにも記載があるが、構造は非構造壁が表示されないため、一番複雑だった。興味のある人は試して下さい。
※2022のテストなので、2024以降確認をおすすめします。どこにもこの手の説明がありません😮💨
■ハーフトーン要素の正体
設備系の専門分野において、「ハーフトーン」になるカテゴリとは…
言葉にすると難しいですが、こういうことです。一番書きたかったこと。
こういうの正式に発表してくれ~~~~!!!!!
フィルタリストのグレーは、R25でフィルタリストの変更で”○”がなくなる対象です。一部は、ハーフトーンにも影響がありそうですね。
再度言う
■おまけ
≫ハーフトーンの特徴
「アンダーレイ要素を選択」のON/OFFでハーフトーン要素を選択できるかが変わります。。選択できても一括選択は不可。1つずつの選択です。
動画は、専門分野「機械」におけるハーフトーン要素の挙動です。
選択可否のボタンでは「アンダーレイ要素」なんだよなぁ。。
≫ハーフトーンっぽいけど違うやつ
ハーフトーンっぽいけど、触れるやつ。
これは、ビューの奥行きに含まれる要素です。一括選択はできないが個別選択ができる要素になっています。この違いをなんと言うのか誰か教えてください。奥行きの要素?
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