「巨人の肩に乗るべき」論

巨人の肩の上にのるというのは分野ごとに文脈が違うので、ここではあくまでもソフトウェア的な文脈で話を進めます。
今回はその中でもプログラミング言語についてですが、一つはまさに過去の叡智が結集したと思えるJavaの実行環境であるJVM、もう一つはブラウザという巨大資本が切磋琢磨して開発しているソフトウェアの上に乗るJavaScript。

奇しくも、お互いにJavaというプレフィックスがあり、グレープとグレープフルーツくらい似ていて決定的に違うのですがそれはまた別の話。
いずれにせよ個人的にはまさに巨人の所業という印象が一ソフトウェアエンジニアとしてはあります。

それぞれの環境用に多くのライブラリが作られ、あるいは環境そのものの高速化などさまざまな資本が投下されており、これから言語をいちから作ってそれでどうこうできる話では無いことはある程度年齢を重ねて、あるいは歴史の変遷を経てますます難しいなという印象はあります。(実際に実用に耐えるかどうかでは無い意味で言語設計をその実装をするケースは除きますし、それはそれでバチボコ面白い領域です。)

ここから話は急にドライブするのですが、奇跡的にもその二つの環境、JavaとJavaScript上で実行できる言語がClojureであり、実際今日もしこしことPhaser.js 3を使ってSteamで配信すべくClojureScriptを書く日々なのでした。

Clojure