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プログラミングの楽しさは「フィードバックループ」

プログラミングが好きな理由を残しておきます。

細かく書くと色々ありますが、本質的なところで僕自身がプログラミングを楽しいと感じるのは、タイトルの通りで「フィードバックループ」という言葉に還元されるのではと思っています。

プログラミングする時とそれと実行する時に存在するのは、環境とコードです。コードを書いて実行すると環境が生まれ、あるいはすでにある環境に影響があります。その変化あるいは作られた環境が意図したものであったかで、良し悪しを判断(想定される環境になったか)を判断、良でなければ新たにコードを書き換え、さらにその結果生まれる環境を判断、ということの繰り返しが「フィードバックループ」という認識です。(一度書いたコードによって生み出された環境が次々に変化しているという「フィードバックループ」もありますがそれはまた別のお話。)

ソフトウェアの世界においてそういった意味での「フィードバックループ」の周期が早いのはイメージしやすいでしょうし、例えば農業の世界だと環境に影響を与えるコード的行為は種植えだとしてそのフィードバックが得られるのは短くても数日、長いと数年単位だったりするので、ソフトウェアの世界よりはそのフィードバックの周期が長いのはまぁそうかなと思っていただけると思います。

そのループが短いというのがなんなんだ、ということに話は進みますが、これはあくまでも個人的な好みの話になりますが、誤りは誤りとすぐさま分かり、修正の必要があればそのコードを変えるというのはやりがいがあるし面白いところだなと思う点です。
(思考実験として、数十行でも書いたコードの結果が毎回半年後に分かる、という世界なら、エンジニアにはならず違う日を選んだろうなという実感があります。)

コードと環境という二つの概念が存在する中、環境という言葉が人によって違いますでしょうが、さまざまなWebサービスがSNSも含め世の中に影響を与えていることは事実でそれらもここで書いた"環境”の産物ですので、現実の世の中と同期している部分も多分にあります。

インディーゲームを開発している自分に身を置くと、1本でもゲームを世に出し、そのゲームを遊んだ一度も会ったことがない子がふと遊びそれによってその心象に何か感情を持ったのならまさしく世界と繋がったと考えて差し支えない訳で、毎日もそのフィードバックループを繰り返せるというのはエンジニア冥利に尽きるなと思う年の瀬でした。

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