令和、私たちはモノではなく「ストーリー」を買っている
こんにちは〜!meowです。
私はお買い物が好きです。欲しいものが日本になくても、個人輸入して買ったりしています。
それは、モノではなく「ストーリー」を買うことで、好きなものに囲まれることができると知ったからです。
大好きなテレビ番組「世界はほしいモノにあふれてる」。世界にある素敵なものを毎週紹介してくれる、旅好き・買い物好きにはたまらない番組です。
6/11放送回は「ハワイ」の特集。ここで登場したジュエリーに心を惹かれたので、買うことにしました。
デザイナーのRiseさんがダイビング中に見つけたシーグラスや貝をジュエリーにしてくれる姿が放送され、ハワイの海や空気感がこのジュエリーに詰まっている……と惚れてしまい、「欲しい!」気持ちが高まった私。
ハワイからの買い物なので、送料が高い・届くのが遅いなど様々な難点があります。
日本でも、シーグラスや貝を使ったアクセサリーはminneなどで探せばごまんと見つかります。
でも、私がRiseさんのストアで買いたいと思ったのは、Riseさんがダイビングして貝を探し、ジュエリーに加工する姿や、ハワイのチルい雰囲気から生まれたプロダクトを手にしたいと思ったから。
ただ「貝のアクセサリーが欲しい」だけなら、国内で安いものを探して買えば良いだけです。でも、私は彼女のプロダクトにまつわる「ストーリー」や、ハワイの空気を、ジュエリーを通して買いたくなった。
欲しいものを手にする瞬間のワクワクが、お買い物の醍醐味だと思います。
「ストーリー」を買うと好きなものが集まってくる
「そのネックレス、いいね」と言われて、好きな理由を説明できる。
「ストーリー」を買うと、好きなものがどんどん手元に集まって、幸せな空間になる。
スマホひとつで世界と繋がれる時代だからこそ、私たちはモノではなく「ストーリー」にシフトしているのではないか。
中国コスメだってそう。カオス溢れる中華通販の世界で、自分で探して、良いと思った商品を買う。私が好きな「小鱼家的猫」や「故宮淘宝」の紫禁城600年限定のアイシャドウ以外の商品はインスタとかでも全然取り上げられないし、輸入代行のショップにも全然出てこないけど、私は好きです。笑
今や、お買い物は第7世代に突入
戦後は「モノ」不足の時代。モノさえあれば売れました。
でも、今の時代は「モノ」と「情報」が溢れすぎている。こちらの記事で紹介されている調査によると、日本のユーザーはヘルスケア分野の商品を買う際、64%のユーザーが「購入している商品に関心がない」と答えたそうです。
関心がないものを買い、それに囲まれて生きる。
それってめっちゃさみしくないですか。
でも、比較検討しようにもモノが溢れ、情報が溢れ、PR案件が溢れ、何が本当に欲しいものかわからなくなる…「関心がない」立場になってしまう落とし穴は、すぐそこまで迫っています。
だからこそ、自分が「これを買いたい」と思うモノに出会うために、私たちはネットを渡って世界中を旅しても面白いなと思うんです。
実際、日本から海外通販を利用する人の割合は、今後伸びると言われています。経済産業省が2019年5月に出したレポートでは、2022年には中国での購入が約300億円にリーチする市場規模となることが予測されています。
コロナ禍で海外旅行もできなくなった今、世界の欲しいものを手に入れる方法は、残念ながら越境ECしかありません。
海を渡って自分の欲しいものを見つけるために旅をする。
無関心な消費者から脱却し、ネットを駆使してお買い物をして「大好きなものに囲まれた暮らしをする」。この動きをする人たちは、お買い物第7世代と言っても過言ではないと思います。
考える消費者の楽しみを応援しています
私や、私がフォローしている方々は皆さん国内外のプロダクトに興味を持ち、好きなものを手元に集めるプロセスを楽しんでいます。
お買い物第7世代として、「世界中に散らばる大好きなものを集めて自分だけのストーリーを作る」ことをしてみませんか。
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