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自力で(ほぼ他力で)行くミトー メコン川 プライベートツアー

ホーチミン旅行定番のミトーのメコン川クルーズツアー。ほぼ1日間のオプショナルツアーは英語ツアーならバスの送迎と昼食もついて2,3千円程度、日本語ツアーはその倍程度。

私はアテンドやらで既に3回はこのツアーに参加したことがあるのだが、今回ホーチミン市に遊びに来てくれた友達は1歳半の子連れだったこともあり、オプショナルツアーではない方法でミトーまで行き、メコン川クルーズのツアーを体験してきた。

移動手段は1日ドライバー付きハイヤーのレンタル。ツアーはミトーに着いてから当日現地のツアー会社で申し込むというもの。

当初はホーチミン市からの送迎付きプライベートツアーの予約を検討していた。会社のベトナム人スタッフに聞いて、自分でKlookやGetYourGuideで検索したものよりかは安いツアーを見つけてもらったのだが、1人あたり1,350k VND(約8千円)、最低でも大人5人分の費用が必要とのことで、費用総額は6,750k VND(約4万円)と言われた。

ベトナム人の知り合いが一緒に来てくれるというので、彼に車の手配依頼とミトーでのツアー会社の選定をお願いした。結果、車のレンタル料はドライバー付7人乗りのハイヤーを1日借りて1,500k(約9千円)、ツアーは大人ひとり250k(1.5千円、幼児無料)、昼食はセットメニューではなく、アラカルトを注文。定番のエレファントフィッシュと蒸し野菜、シーフードチャーハンとドリンクを注文して650k(約4千円)と、プライベートツアーにしてはかなり低価格で行くことができた。

実際現地調達したツアー自体は、オプショナルツアーで体験するものに劣らない。むしろ自分たちだけで回るため、時間に制約されることもなく、かつ興味がないものに関してはすっ飛ばしたりと、のんびりと回ることができた。料理も、食べたいものだけオーダーできるので、セットメニューの大皿を他のツアー客とシェアするオプショナルツアーのスタイルよりは良い気がした。

年月の経過に伴ってか、ツアー会社に寄ってなのか、参加する度に昼食の場所やアクティビティが少しずつ変わっている。今回は4回目にして初の馬車に乗るアクティビティがあった。

それ以外はいつも通り。蜂に触り、はちみつ茶を飲みながら、はちみつを購入する。(ここで買うはちみつは粘り気が少なくて使いやすく、自然な甘さのはちみつで、訪れる度にはちみつを買って帰っている。)蛇を首に巻いて写真を撮る。ココナッツキャンディの制作過程を見学し、出来立てのキャンディを味見させてもらう。数種類の果物を食べながらお茶を飲む。ノンラーを被って手こぎボートに乗る、、、、。

今回はプライベートツアーなので、のんびりとハンモックに寝転んでお昼寝をする時間まであった。日陰に佇んでいることが多かったとは言え、長時間、そこそこ気温のある野外で過ごしている状況。じわじわと熱中症の危険性が迫っていたのか、私も友人も途中から頭痛や疲れを感じた。エナジードリンクを買って飲むと少し症状が和らいだ。

正直ミトーのメコン川ツアーはオプショナルツアーで行くのが最もコスパが良くて手配も楽だと思う。大金をはたいて行くほどのところでもない気がするから。けれども、小さな子供を連れていたり、団体行動に懸念がある場合は、こうしてプライベートで訪れてみるのも有りな気がした。とは言え、なるべく金額を抑えたいのであれば、知人のベトナム人に協力を仰ぐのがベストである。下記、今回手配してもらった配車会社とツアー会社のリンクを貼ってみた。多少の英語は通じそうではあるが、Webサイトもベトナム語だけしかないので、外国人が自力で手配してみるのには勇気がいりそうだ。(少なくとも、私にはその勇気が無かった。)

配車依頼の会社 Thuê xe du lịch Tuấn Phát https://tuanphattravel.com/
今回現地調達したツアーの提供会社 Công ty TNHH TMDV Du lịch Miền Quê https://mienquetours.com/

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