ホーチミン市 観光スポットまとめ
ベトナムは今年観光業の成長を目標としているらしい。円安の影響もあってか、コロナ以前より日本人の観光客は減ったように感じる。
コロナ前とコロナ明けの一昨年と去年には、家族や何人かの友人がベトナムを訪れてくれた。数多くの国の中から、ベトナムを旅行先に選んでもらえるのは、在住者としてなんだか嬉しい。
今回は、私がホーチミン観光でひとまず案内する場所やアクティビティを挙げてみた。
観光スポット
統一会堂
ベトナムの南北統一前に南部の大領領が住んでいた場所。館内の説明ボードは英語とベトナム語しかないので、詳細の歴史等を知りたい人はオーディオガイドを借りるか、ツアーで巡るのが良いかと思うが、とりあえず観光地を周ることが目的であれば、個人で入場料のみ支払い、見学するぐらいでよいかと思う。所要時間は館内全体を巡り歩いて1時間から1時間半ぐらい。館内はさほど空調設備が効いていないため暑い。そもそもが暑いホーチミン市。市内観光に水の携帯は必須だと思う。
戦争証跡博物館
歴史好きな方、博物館が好きな方は訪れてほしい場所。ベトナム戦争のリアルな写真が数多く掲載されている。そのリアルさは、思わず目を背けたくなるほどのものも。一部日本人の写真家が撮影した作品が展示されている部分には日本語の説明書きがある。エージェントオレンジ(枯葉剤)がもたらした被害についても深く知ることができる。じっくり見て回って、所要時間は2時間程。オーディオガイドを全て真剣に聞きながらだと、4時間ぐらい要するかもしれない。(友人体験談)オーディオガイドのレンタル費用は入場料とは別で必要。
中央郵便局・大聖堂
ホーチミン市の観光スポットとして知られる中央郵便局。コロニアルな外観と内部の床のタイルがなんだかお洒落な建物。内部ではお土産を売っていたり、手紙を出したりすることができる。かなり観光客で溢れているものの、一般市民が郵送の手続きに普通に利用する場所でもある。
郵便局の向かいにある大聖堂は2024年現在改装工事中。(私が渡越した2019年以前から工事中で、いつ終わるのか未定。)正面に足場ががっちりと組まれていることもあり、写真映えもしないため、現在、観光スポットとしての役割はあまり果たせていない。
タンディン教会
インスタ映えで話題のピンク色の教会。観光客は教会内部には入れないので、外観を見るだけとなる。ちなみにクリスマスにクリスチャンのベトナム人同僚と一緒にしれっと教会内部に入ったことがあるが、内部は全体的に白基調だった。写真を撮るだけで観光が終わるので、向かい側にある布市場のタンディン市場や、ココナッツコーヒーで有名な北部発祥のコンカフェ、バインセオの有名店であるバインセオ46Aを合わせて訪れるのがおススメ。
ベンタイン市場
ベトナムの市場の雰囲気を楽しみに行く場所かと思う。といっても、この市場はローカルのそれとは異なり、観光客向けの商品が多く並んでいる。店員さんとおしゃべりして、価格交渉したりするのが楽しいと思う人は是非買い物もしてみてほしい。多くの店員さんが日本語も堪能で客引きがすごい。(それだけの語学力があれば、もっと他の仕事ができるのではと思ってしまう。)とにかく落ち着いて、提示される金額を円換算しながら、納得のいく価格であれば購入し、高いと思えばその場を速やかに去る。これに徹する。価格交渉は最初の提示額は気にせず、これぐらいかなと思う金額より安めに提案して妥協点を探る。正直なところ、いくらで買ってもぼったくられている感が否めないが、彼らの生活支援と言い聞かせて買い物をするしかない。
アクティビティ
ロンヴァン水上人形劇
北部の伝統芸能だがホーチミン市でも鑑賞できる。ツアー会社を通してチケットを購入すれば、前もって予約可能。チケットブースで当日購入も可。5年前と比較するとチケット代は約2倍になっているが、一度鑑賞してみるのは悪くない。ベトナム語のセリフのみだが言葉が分からなくても、パンフレット(日本語あり)の演目を見れば内容はほぼ理解できる。(言葉は古い口語なので、ベトナム人でも分かりづらいと聞いたことがある)いつ見ても内容は同じ。上演時間は約45分。
AOショー
ホーチミン市のオペラハウスで鑑賞できるアクロバットショー。ほぼノンバーバルショーなので、言葉が理解できなくても楽しめる。オペラハウスの内部は、催し物の観覧者でないと入れないため、オペラハウス内を見学できるという意味でも観る価値あり。Luna Productionの公式ホームページから予約可能。座席のグレードは下からA、O、Wとなっているが、一階のA席はステージ全体が見れない可能性あり。全体が見れる一階のA席は、O席との境目が限界かと個人的には思っている。なので、複数人で訪れる場合、私はいつもこのO席との境目のA席を縦に予約している。演目は3種類ほどある。上演日は不定期。
オープントップバス観光
オープントップバスに乗って1時間程市内を巡るアクティビティ。バスのチケットはネットでも購入できるが、雨季の時期はいつ雨が降るか分からない。どうやら休日なんかは次々と発車するようなので、チケットの売り切れを心配する必要はない気がする。よって当日チケットブースで購入するのが良いと思う。ただし、チケット代の支払いは現金のみ。(在住者はQRコード読取の銀行送金も利用可能) ちなみに、このバスは昼間も運行しているが、日中はかなり暑いのではないかと思う。夜は雨季でも乾季でも、夜風に涼しさを感じるし、街中に溢れるネオンを楽しめる。
郊外
ミトー メコン川クルーズ
団体のオプショナルツアーで参加するのが手頃な価格でおすすめ。プライベートツアーもあるし、自力で行けなくもない。手漕ぎボートに乗ったり、南国の果物を食べたりと、ベトナム南部の田舎風景を楽しめる。
クチトンネルツアー
こちらも、オプショナルツアーで行くのがおすすめ。バスを乗り継いで自力で行けなくもないらしいが、案内を聞きながら巡った方が行く価値があると思う。別途料金が発生するが、射撃の体験もできる。