POPUPレポート in 佐久平!
こんにちは。
三条市立大学3年の小鯖比央里(こさばひおり)です。
現在、大学の実習で「めおと」ブランドの製品を手掛ける株式会社プラスワイズさんにお世話になっています。
先日、長野県佐久市にある『蔦屋書店 佐久平店』で「めおと」ブランドのPOPUP(ポップアップ)ストアを出店してきました!
10月12日から14日の3日間、この『蔦屋書店 佐久平店』ではオープン2周年イベントも開催され、多くのお客様にお越しいただきました。
今回は、このPOPUPのエピソードを、裏話も交えてご紹介したいと思います。
と、その前に、、、
突然ですが、読者の皆さんの中で「POPUP」と聞いて、「あれのことか」とか「イベントっぽい販売形式かな」とピンとくる方はどのくらいいらっしゃいますか?
商品をお客様に販売したい場合、販路(お客様に商品が届く経路) は主に次の2つのパターンが考えられます。
①自社の店舗やオンラインショップなどからの直販
店舗を構えたりネット通販サイトを運営することで、卸売業者を介せず、直接お客様に商品を販売する方法です。長期的にブランドのファンを獲得したい場合に多く用いられます。
②百貨店やショッピングモールなど、他社のスペースを借りて販売
他の商品を買いに来られた方など、通りすがりに見てもらうことが出来るため、幅広い客層にリーチできる利点があります。しかし、スペースの制約や売上の一部を手数料として支払う必要もあります。
そんな中、最近めおとブランドでよく出店するのが「POPUP」ストアなんです。
POPUPストアは、特定の場所で短期間だけ開かれる期間限定の店舗です。
“上記“②百貨店やショッピングモールなど、他社のスペースを借りて販売”の、期間限定バージョン”のようなイメージですね!
POPUPのメリットは、販売員が常駐することで、ただ商品を売るだけでなく、ブランドの「体験」を通じてお客様に強い印象を与えられることです。例えば、実物を見たり、試してもらうことでオンラインでは伝えきれない商品の魅力を届けられます。
また、POPUPストアは期間限定だからこそ話題性が高く、お客様からの興味・関心を集めやすいです。「期間中に行かないと!」という意識も高まります。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは、実際に出店した際のエピソードをお話していきます。
いろいろあったPOPUP出店
繰り返しになりますが、場所は長野県佐久市の『蔦屋書店 佐久平店』。10月12日から14日の3日間、「めおと」ブランドの商品を持って出店してきました。
実は、POPUPに出ることが決まったのは、イベント3日前だったんです。
めおとブランドとして、すでに数回POPUP出店の実績がありましたが、こんなに直前で決まったのは初めてのこと。しかもこの週末はー、全国的に三連休!当然、佐久市内の宿泊施設はどこも満室…。そんなわけで、なんとか予約できたのは、隣町軽井沢の山荘でした。
合宿所のような雰囲気の宿に泊まることになり、なんとブランドマネージャー中川と相部屋(笑)。
「これは寝れないかも」と思ったものの、自然の澄んだ空気とかなりの疲労のおかげで意外とぐっすり眠れた3日間でした。
薬膳茶漬けの試飲でお客様との会話をスタート
「めおと」ブランドの商品は、包丁・弁当箱とカトラリー・ジョッキ・傘・つっかけ・薬膳茶漬け・お茶漬け茶碗・ビッグトートと、大きく分けて全部で8種類あります。
今回はその中でも「薬膳茶漬け」を集客の切り札にしました。
めおとの商品は、高価格帯に属するものが多いため、いわゆる“衝動買い”が起こりにくいと考えています。その中でも、比較的に手に取りやすい価格のお茶漬けは、お客様の目を引き、足を止める「一番槍」になれるのでは?という目論見です。
実際に、お客様にお茶漬けを試飲してもらいながら、さりげなく「他の商品もご覧になりませんか?」とお声がけ。特に、実際に試飲していただいたお茶漬けや、丸くてかわいい弁当箱、カラフルで目を引くつっかけがお客様から好評でした。POPUPならではの体験型販売の手応えを感じました。
普段はネット通販が主流なこともあり、こうした場で商品の特長を伝えたり、質感を直接お客様に試してもらえたのも大きな収穫です。「ふたりで楽しむ暮らしのギフト」というコンセプトが響いたのか、ご夫婦で立ち寄ってくれる方も大勢いらっしゃいました。
馴染みのあの方がご来店!
出店2日目には、めおとの「ビッグトート」などの布製品を製造していただいている「株式会社塩野谷縫製」の塩野谷社長がお越しくださいました!
三条市にある企業の社長なのですが、たまたま近くに来ていたそう。ブランドマネージャー中川のSNS投稿を見て、ちょっと遠回りして立ち寄ってくださったそうです。
商品も数点お買い上げいただきました。ありがとうございました!
POPUPの強みを実感
今回のPOPUPを通して、短期間限定の「希少性」が集客を後押しするのを実感しました。また、試飲をきっかけに会話が広がり、お客様の声をリアルタイムで聞けたのも大きなメリットです。
普段のネット販売では、お客様が商品に対してどのような印象を持っているかを知ることが難しいです。「どんな場面で使えるか」「贈り物としての印象はどうか」といったお客様からの生の声やフィードバックを、次のプロモーションに活かしていきたいと思います。
まとめとこれからのこと
このように、POPUPは商品の体験価値をお客様に届け、ブランドのファンを増やす絶好のチャンスです。これからも「めおと」の商品を広めるため、さまざまな場所で販売し、ブランドの知名度拡大に挑戦していきます。
皆さんもぜひ、めおとのPOPUPに足を運んで、商品を手に取り質感や細部のこだわりを感じてみてください!