手紙を書く理由

今日、アルバイトをやめた。
2年半続けていた。
本当に素敵なバイト先だった。
帰りの電車で寂しくて涙が出てきそうなのでnoteを書く。

一緒に働いていた方たちは、とても個性的だけど全員がその道のプロ。働き始めてから辞めるまで、ずっっっと尊敬していた方たちだった。
その個性の強さは私の憧れだったし、部外者にもかかわらず温かく迎え入れてくれた時は本当に嬉しくて泣きそうになった。時に厳しい指導は私の考えを改め、成長させてくれた。色々エピソードを語ると長くなるけれど、人として尊敬できる方たちばかりだった。


辞める前に手紙を書いたけれど、憧れ・尊敬・感謝といった感情を上手く目上の人に伝える言葉が見つからなくて、硬っ苦しい手紙になってしまった。こんな文章じゃ伝わらないかも…と、何とかこの気持ちを伝えようと思って「文章書くの下手なので手紙の内容は大したことないんですけど、本当に今までお世話になりました……!!!」と手紙の内容と同じ言葉を繰り返して渡した。
自分の気持ちを言葉に表すのが苦手だと、こういう時に困るなぁと思う。
結局対面でお礼を言おうにも上手く伝えられないのが分かっているので、手紙を書くという行為で感謝の気持ちが少しでも伝わればなぁと思って書いた。伝わっていたら良いな。

私が文章を書くのが苦手だけど、手紙を書く理由はそんな気持ちがあるからです。


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