舞台女優から広報へ/未経験からキャリアチェンジした24歳の話
皆さん、はじめまして!
宝塚と日本酒をこよなく愛する、menu株式会社広報担当の小林です。
2020年8月に入社したばかりの新米です。
Twitterも絶賛更新中ですので、よろしくお願いいたします。
略歴:自己紹介
私は、中高生時代、宝塚の舞台に立つことを夢見ていました。
平日は5時間、休日は8時間におよぶ厳しいレッスンを5年間続けましたが、夢を叶えることはそう簡単なことではなく、高校2年生の3月に人生初の挫折を経験しました。
高校3年生の春が過ぎ、夏が終わり、“このままじゃダメだ”と、気持ちを新たに大学受験の勉強を始めました。
青春のすべてを宝塚受験に捧げていたので、大学受験は予想外の出来事でしたが、約半年の猛勉強の末、無事進学することができました。
それからは、新たな目標を探し、アルバイト、インターン、短期留学、様々なことに挑戦しましたが、大学生活はあっという間で、気付いたら就活の時期に。
(ボストン留学より)
それでもふと、自分はいったい何がしたいのか考える度に、舞台に立ちたい想いが頭をもたげました。
そして、自分にはやっぱりこれしかないと、半分執念で芸能の道に進んだのです。それから約2年間、舞台女優やキャスターをメインに活動しました。
(博多座・明治座公演『ふるあめりかに袖はぬらさじ』より)
“舞台に立てた”
“憧れが現実になったんだ”
これが人生初の成功体験です。
ところが、もっと頑張っていこうと思った矢先、新型コロナウィルスの影響で出演が決まっていた舞台のほとんどが公演中止になりました。
舞台の醍醐味は、劇場というリアル空間で役者の生気を体感できる点。
途方に暮れました。
それでも、これまで当たり前にできていたことができなくなった一方で、だからこそ今ある状況を全力で生きないといけないとも思ったのです。
しかし、社会人経験のない第二新卒の就活には高い壁がありました。
年齢的には第二新卒でも、企業で働いたことはないから新卒扱い?そもそもどの職種?自分に何ができる?などなど考え、オープンポジションで積極的に応募しました。
とにかく何も分からなかったけれども、逆転の発想で、何も持っていないからこそ何でもできるような気がしてきたのです。
こういうポジ転が、私の強みのひとつだと思います(笑)
オープンポジションとは、応募する際に特定の部署や職種を選ぶ必要のない選考形式です。
選考では、決まった分野のビジネス経験を問われることは少なく、代わりに個人のスキルや適性などが採用の基準となります。
カジュアル面談で多くの企業の方々とお会いしていく中、menu株式会社の広報ポジションのお話をいただきました。
その瞬間、これだ!きっと自分の経験が活きる仕事ができる!と心が躍りました。
そうして、未経験の私が広報になった次第です。
また、私が広報第一号ということで、まだ広報機能やメンバーも揃っておらず、人事部に所属しながら社内唯一の広報として日々奮闘しています!
会社や人のこと、ビジョンやカルチャーについてインプットしながら、できることから前向きに!今この時間を大切にしながら成長を!のマインドセットで、現在は入社して約4ヶ月が経ち、こうしてnoteで記事を書いています。
なお、面接のときに「完全実力主義を掲げているので、未経験だからといって雑務や庶務ではなく、最初から純度の高い業務をお渡しします」と聞いていました。
正直最初は半信半疑だったのですが、蓋を開ければ、本当でした。
手を挙げればすぐ実践できる環境は、チャレンジ精神旺盛な私には結構合っていて、 非常にやりがいを感じる毎日です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も、menuがどんな企業なのか、menuに携わる人たち、事業について、ありのままに広く報せていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
では、また!