飛べない代わりにデカい頭 2025/01/23 日記
・昨日の夜から友人とガンダムジークアクスを見に行こうという話をしていた。なので、朝8時から映画を見に行く。IMAXのいい映像とサウンドでPlazmaを聞きたかった。
・ホテルから歩いて大体16分くらい。朝の歩きの移動にちょうどよかった。20分以上だったら心折れてたね、と話した。昨日はライブでクタクタだし４時間程度しか寝てないので、体感HPは60以下だった。
・ジークアクスのネタバレ回避して感想を言うと、ガンダムを見に行ったらガンダムが始まった。あれ、俺はガンダムを見に来たのか・・？会場間違った？と不安さえ覚えたが、途中からなんとか安心した。
・あまりガンダムに関する知識がない２人で、面白かったけど、ここはどういうことなんだろう・・・？などと言いながらXで解説や考察を見た。まだ10時過ぎ。気持ちが良すぎる。
・上野の博物館の鳥展を見に行った。
・えげつない量の鳥の剥製などを見た。とにかく量がすごかった。圧巻。
貝にまつわる展示もしていたので行きたかったが、もう鳥を見すぎてクタクタだったので断念。また別日に行く。
・600種類の鳥を一気に見たのなんて人生で初めてだったので、鳥の情報量に押しつぶされそうになった。休憩をさせてくれ、と途中で息切れしてしまった。もう鳥はこりごりだ〜！
・人間がもし飛べていたら、今頃こんなに頭は重くないし思考することがなかったかもね、という話をした。飛べるということに特化している鳥たちは骨の中まで空洞なので、頭も軽いだろう。でもその小さな頭でも本能と直感的な部分で、生きる術を輝かせているなんてすごいなあ。
人間は思考するからこそ怠惰なのかもしれないね。怠惰なやつは鳥世界では死ぬだろうから。
・あまり自分の考えに自信ないと思いつつここに書くが、いつの時代から逆らえないほどの力を行使して、相手が傷付いたり悲しんだりする事柄が起こり始めたんだろうか、という話をしゃぶしゃぶしゃぶを食べながら話した。
なぜ、人は人に、はたまたその間には性差があるかもしれない環境で、力：体力的なものや立場的なものなどを行使するようになったんだろうか？むしろ行使が本能的で、根本的な欲求なのだろうか。
人間の始まりや歴史について詳しくもないし、なんの専門性もないので、ただ自分の考えたことを書き留めておく日記の中に備忘録的に残しておくだけだが、生物の構造上、女性は子を産める立場であるので、力や体のデカさみたいな部分は女性が持っていてもよかったような気もする。だって命を産むんだから。
カマキリはメスが大きく後尾の際にオスを食べる生物的構造があるように。人間の男性が、女性から食われる可能性が1ミリでもあったら、性犯罪やそれで悲しむ人は減っていたのだろうか。自分が食われないように、自分が食わないように、頭を使って尊重しあえる関係になれただろうか。
・社会的には女性の社会進出の方が遅く、今でも女性と男性の給与差があるだの、女の方が権威ある立場にあまりいないだの、「女性初の」だとかいまだに言われる。誰かが意図的に傷つけようとしてなくても、弱い立場として見られてるんじゃないか、と透ける思考がべっとり付いた油汚れみたいで。
けど、この時代になってもこんなことって。文化や歴史だけではない本能的な部分があるんじゃないか、などと。
歴史的に守られる存在だった女性が社会進出によって、守ってきた男性の無意識下で、女性に対して力を行使する、という変換のされ方をしているのかな。いろんな歴史や環境が複雑に絡みあっているんだと思う。大きな薄ら透ける全員が持つ思考は、今までの大人数がこぼし続けた、取れないシミみたいなもんなんだろうか。
・性差の真髄をよくわかっていない。自分は女性とも男性とも仲良くしたいが、性別が違うことでの扱いの違いに虚しさを感じることは小学生の頃からあった。この人とは友達だと思っていたのに、相手はそう思っていなかったこともあった。
それって、自分一人が相手を相性の良い素質の人として見て、自分が思う自分らしい態度でいるだけでは、この世の中が思っている”らしさ”には抗えないのだろうか。違和感は違和感のままだろうか。
シンプルに面白い人は全員友達になりたいんだけど、男女の間にはいつも何かがあるように見えてしまう時、心にもやがさーっとかかるようだ。
シンプルに男女だけで人を見たくない、けど自分も生物的にはどちらかではあるというはっきりした答え。そんなことを思う日もある。
・空を飛べていたら、今頃こんなことは自分は考えていない。