夜寝る前の読書で睡眠学習!あくまでもパラっと読んでフワッと考える。
私がこれまで学んだ様々な勉強法、学習法ノウハウの中でも非常に有効だった方法のひとつが、夜の眠りを活用した勉強法だ。一種の「睡眠学習」ともいえる。夜寝ている間は、決して無駄な時間ではない。
夜寝る前に、フワッと考える
「寝る前に情報を蓄え、アイデアを大ざっぱにでも考えておくと、寝ている間に思考が整理され、翌朝、アイデアがすっきりとまとまっていることがあります。それを書き留めておいて、日中は仕事をし、夜になったらまた情報を蓄え、大ざっぱに考えて寝る。そういう生活を続けていると、よく練られたアイデアを生み出しやすくなると思います。」(P177)
「夜の勉強は中途半端にやれ」と言われますが、これは言い換えれば「睡眠中の整理力を生かせ」ということでしょう。(P50)
「仕事の課題や取材に対する答えなども寝る前にざっと考えておきますが、必ずしも結論まで出そうとはしません。睡眠中の整理力に期待し、起きてから考えをまとめるようにしています。」(P51)
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める 築山 節 生活人新書
時間が無いと、夜ふかしてでも仕上げたくなるが、実はその方法では頭に入らない。寝てる間に、刺激がなくなったとき、脳は知識を整理して長期の記憶に蓄えていく。睡眠不足は学習を妨げる。
フワッとした勉強を寝る前にするのが効果的。あくまでフワッと。
築山氏も「大雑把に考えておく」「ざっと考えておく」というような表現を使っている。あまり頭を使いすぎると(追い込みすぎると)眠りには逆効果になる。実際に私もそうでした。あまり追い込むと脳が興奮して、なかなか眠れなくなってしまう。
あくまで、脳のフィルターを一度通す、くらいの気持ちで、サラッと見ておくくらいで良いわけだ。
夜寝る前に、パラっと読む
夜の読書では、あえて自分を追い込まず、サラーっと流し読みできるような、自分が楽しめる読書だけを行う。私の場合は、夜の時間のリラックスもかねている。一日のうちで学んだこととか、得た教訓と、新しく得た知識が融合するように、脳の中に軽くブレンドしていく、みたいなイメージで。
フォトリーディング系のパラパラっと読む感じがちょうどいいくらい。
脳の中にざっと知識を入れてブレンド状態にしておくと、睡眠中に勝手に整理をしておいてくれるわけだ。この素晴らしい能力を使わないのは損。
「記憶の定着、思考の整理は、起きている間よりも寝ている間のほうが進みやすい」(P48)
「眠っている間に何もできないと考えるのではなく、思考を自動的に整理する時間と考えるわけです。」(P50)
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める 築山 節 生活人新書
21時以降はインプットの時間として取り分けたい。深くて良い睡眠をとればとるほど、知識も定着していく。そして壊れた身体も修復してくれる。まさに一石三鳥だ。睡眠を活用して健康になる、メンタルを強くする、賢くなる、、、ノウハウを追求していきたい。
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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)