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講談社まんが学術文庫が面白い。
NHKのドキュメンタリーをよく見るのだけれど、世界を見る時の視点は、タテ(歴史)ヨコ(世界)ファクト(数字)だ(出口氏の受け売り)。(参考:成り行きの人生哲学【NHK】最後の講義「大学学長 出口治明」)
特に、タテ、ヨコを眺めているうちに、どうしても欠かせないのは、その背後に流れている思想や哲学の存在だ。最近は「資本主義」について、考えさせられる機会が多い。
思想・哲学書などは、読み進めるのが大変だ。思いっきり一冊に時間がとれる時ならいいけれど、細切れ時間でいろいろなことをしたい時に、思想書にハマってしまうというのは、ちょっとした沼だと思う。大人になってから、時間というのは、あるようでないのだという当たり前のことに気づきつつある。これを読めば、あれを読めず、これをやれば、あれはできない。
まんが学術文庫が与えるきっかけ
なので、本気で読み進めるような大著に取り組むには覚悟がいる。できれば、ハズレ(自分にとって)がない読書でありたい。そんなことを考えている時に、ふと出会ったのが「講談社まんが学術文庫」だ。難しい本を読む前には、頭の中に、なじみをつけていくために、まずは入門書、できればマンガで読むと良い。これは「京大読書術」で学んだことだ。
世界の名著を、クオリティの高いマンガで解説する。単なる解説マンガではなく、ストーリーも面白く、メタファもきいていて、一ひねりも二ひねりもある名作が多い(という。もちろん巻によって当たりはずれがある)。
これを知ってから、講談社まんが学術文庫を手に入れようと、ブックオフなどを見て歩いたけど、ほとんど落ちていなかった。評判の高い本ほど、古本は出回らない。これはしょうがないことだ。んで、図書館を見てみると、まとまって、けっこうな数の講談社まんが学術文庫があることを発見。これは美味しい。ということで、まずは5冊ほど借りてみた。
この中で、当初から読みたかったのは「人口論」だけだったけど、全体のクオリティを確かめるためには、数冊読んでみるとよいと思って。
この本は、現在、トイレ読書で読んでいるが、マンガなのであっという間に進んでいく。それでいて、人口爆発時代の今と照らし合わせながら、考え深くて、トイレからなかなか出られなくなっている。
これから読んでみたい本
これから、読んでみたいのはこの本。第二次世界大戦の悲劇、ナチスの台頭時代などに興味があるので「群衆心理」に関心がある。
あとは、歴史の勉強や、今の社会の勉強をしていると、どうしても「資本主義」を通らざるを得ないので、これ。
とりあえずは図書館を活用して予約したりしながら、どうしても入手できなければ、Amazonでコツコツ買いながら読んでいきたい。
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