身体の歪みは足首にあり!体がよろこぶ超「足首まわし」 ミッキー寺澤
単に足首を回そうという本なので、あまり期待はしていなかったけど、思いのほか、著者のミッキー寺澤さんの「実績」を感じられる一冊で感動。早速、足首回しを始めた。ノウハウ(技術)としては、単純でも、なぜ?これをやるべきなのかが、理解できると、人は行動するものだ。
寺澤さんは、足首回し30年のベテラン。というより、様々な身体調整の技法を研究して、足首回しという一つの結論にたどり着いた。そうなると一気に説得力が増す。
不調の原因は足首にあり
「あなたはこれまでの人生で、「転んだ」経験はありますか? 足首を「ひねってしまった」経験はどうでしょうか。足を「折ってしまった」経験は?子どもの頃まで遡って、思い出してみてください。じつは、「転ぶ」「ひねる」「折る」という足を傷めた経験は、足首にコリが生じるいちばんの原因です。」
「足首にケガをした場合も、骨折した場合も、基本的にその人自身の治る力でケガは治癒します。その機能を十分に働かせるために、足自身は、従来の「スキマ(遊び)」の部分をギュッと狭め、なるべく動きをセーブして患部を固定します。」
足首の捻挫(気が付かずに完治したものも含む)が、後々、大きな影響を身体に及ぼしていくことが多い。私は操体の勉強をしている際に、意外なくらい、足首からの操法が身体全般に影響を与えることを知った。実際、操体の源流である「正体術矯正法」で登場する事例でも、足首の捻挫や骨折などの軽微な怪我が、患者の訴える不定愁訴の大きな原因になっているのだ。
足首から体が治ることを経験するにつれて「足首根源説」も信じられないでもないという感じになってくる。なにせ、足首は・・立って歩く人間にとって、まさに要になる関節だ。足首が十分に動かない状態でウォーキングしたり、ランニングしたりすると体を痛めることになろう。
足首回しの方法
ちなみに寺澤氏は、巷の足首まわしは「なんちゃって足首まわし」だと断じている。寺澤氏の言う足首とは・・・
「足首を曲げたときに前側にできるくぼみの奥にある「距骨」と呼ばれる骨と、2本の骨との間にある関節(距腿関節)を「足首」として説明しています。」
「足首が太い」とか言ってイメージする足首とは違うかな。でも難しいことは無い。関節を回すことを考えると、どうしても、ここしかないという場所だ。
ちなみに回すとコキコキ音がすることがあり、これは良いことだそう。日々土台から整えていくと、ウォーキングをしているだけで健康になるかもね。テレビを見ながらの習慣にしようかな。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)