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「聖域」を持つことが自分を輝かせる第一歩だ!という話〜自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義〜

自分を活かすには「ビッグファイブ診断」だ!

カリスマ性

著書『自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義』は

パーソナリティ心理学の権威者が、「本当に使える」性格テストだけを抜粋して教えてくれる良書

として知られております。

中でも、科学的に一番信頼における性格テストは「ビッグファイブ診断」です。昨日そのテーマで記事を書きました。

アマゾンのレビュアーが仰っているように、著書『パーソナリティを科学する』を読んだ後に本書を読むとより深まります。

本書では、「本当の自分とはどこにあるのか?」を追い、人間特有の性質を解明し、

自分を活かすためにはどうすればいいのかを説いてくれます。

パーソナリティ心理学の権威者であるため、当然のことながら『TED』にも出場しており、

動画を見てから読むとより理解度が深まっていい感じです。

人は、「目的」のためなら自分を偽れるのだ

コンパッション

本書によると人の行動は

遺伝的動機
社会的動機
個人的動機

の3つからなります。

遺伝的動機とは生まれ持った気質から生じる行動のこと。

それを把握するためにパーソナリティ診断である「ビッグファイブ診断」が有効なのです。

こう言っちゃなんですけど、リクナビの『グッドポイント診断』なんぞよりもよっぽど当てはまるなぁと感じます(笑)。

社会的動機とは社会・文化的な規範からもたらされます。つまり、「空気を読む」行動のことです。

そして個人的動機とはその人の固有の目的から生じる、独自の行動のことです。

個人的な目標を達成するために、あえて作り上げた性格(本来は内向的な性格なのに、仕事のために社交的なキャラを作ったりなど)をすることもあるため、傍目からは

こいつ、こんなキャラじゃないのになんでこんなことしてるの?

と不思議がられることもあります。

人間は目的のためなら自分のキャラ設定を変更し、その通りに行動する事ができます。

確かに、自分自身も内向型ですが会社員の自分は傍目から見ると

積極的に話すよね〜
社交的だよね〜
考えなしで行動するよね〜

なーんて言われたりしております。実際の自分はめっちゃ一人が好きな引きこもりなんですけどねぇ(笑)。

会社は部署ごとに「チーム」で仕事をしております。

「自分から話した方が楽に仕事をこなせる」

そう思うからそういうキャラにしているだけです。

しかしながらキャラを演じ続けると自律神経が乱れ、免疫系におもいっきりダメージを与えます

いわゆる「キャラ疲れ」ってヤツです。

思うに、会社に帰ってきてどっと疲れる現象はこの「キャラ疲れ」にあるのではないかなぁなんて思ったりしたものです。

キャラ疲れを防ぐためには?

ドツボ

本書によると、「キャラ疲れ」を防ぐためには

・回復用の居場所(聖域)を持っておく
・自分の価値に沿ったキャラを作る

この二つが大事なんだと言います。

例えば、

人見知りが社交的なキャラを演じてる場合は、自分が1人で静かに過ごせる場所をこっそり確保しておく(私です笑。そして自宅が自分の聖域です)、という事が大事ですし、

「何のために自分がキャラを演じているのか?」をハッキリさせその通りにキャラを演じ行動すればあんまりキャラ疲れは生じないとのことでした。

つまり、自分の価値観を明確化させることが非常に大事なのだということです。

・何を大事にしたくて
・それは何故なのか?

を自問する事で気疲れがなくなるものです。

そんなパーソナリティを知るためにも本書は自信を持ってお勧めできます。


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