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人生をいかに『遊び』にするかが哲学的にも非常に重要だった件〜プレイ・マターズ〜
『遊び心』がこれからドンドン重要になっていくのは間違いない
遊ぶこと、とは何なのかについて考えてみると
・仕事の対極にあるもの
・ゲームなどの気晴らし
なのかなと思いました。
実際仕事仕事という生活には、よっぽど仕事が好きでない限りはストレスがたまり
「あ〜どっか遠くへ行きたいなぁ。」
「久しぶりにパーッと遊びたいなぁ。」
なんて思うものです。
遊ぶことは誰もがいつでも求めることです。
つまり
ニーズしかない
と言えるでしょう。
また遊びとは、行為だけでなくモノのデザイン性にも言ったりします。
機能だけを追求するのではなく、見た目もものすごく凝った製品が今では人気です。
そう言った『遊び心』のある製品やサービスが今ではニーズがあります。
AmazonやGoogleはデザイン性も
シンプルに美しいし、「楽しい」
ものとして私たちの世界に君臨しております。
『遊び心』を大人になってからも育むことはとても重要です。
そんなことを教えてくれた本が、『プレイ・マターズ 遊び心の哲学』という作品です。
本書はゲームを通じて、遊び心がいかに人間を豊かにしているかを説明しております。
『遊び心』って何なの?
本書がいう『遊び心』とは
本来遊びであるべきではないものを乗っ取って、遊びめいたものに仕立てあげる試み
ということで、なるほどなぁと感じました。
確かに
通勤するときも
仕事するときも
ブログを書いてる時も
『遊び心』を発揮することによって、
「退屈・嫌悪」
を
「充実、好感」
に変える考え方ができるというのは、ただ素晴らしいことです。
いつでも、どこでも、どんな時でも『遊び心』を持つことは間違いなく幸福な人生を歩めると言えるでしょう。
今では、退屈で機能的な仕事はテクノロジーの方が遥かに得意でコストもかかりません。
「機能的なもの、目標思考だったものを、快を与えるものや感情に訴えるものに変える」
そうすることで「やりがい」を生み出すことに繋がるのでしょう。
「人生はゲームだ!」くらいの心構えが一番楽しい
つまり、遊び心を抱くには
常に「ゲームプレイヤー」であること
を意識することなのかなと。
確かに、ドラクエみたいな(やったことない方は申し訳ありません!)RPGは
主人公が魔王を倒す
というメインストーリーがあります。
そのために
・レベル上げをしたり
・強い武器を揃えたり
・心強い仲間を探したり
と言ったことをします。
ストーリーの途中でボスキャラが現れて、歯が立たなければ上のことをより一層頑張らなければなりません。
それでメキメキと強くなったパーティでまたチャレンジしてボスキャラを倒していくことが王道です。
ドラクエ攻略の流れって、まさに何かしら挑戦した時とまったく一緒じゃないでしょうか?
誰しもがレベル1であり、最弱の武器から1人で始めるものです。
モンスターを倒して(仕事をこなして)
得たお金で強い武器を得て(スキルを得て)
同じ道をいく仲間と出会って
という考えでいった方が何かしら困難に直面した時に
まだ、オレには早かっただけだ。レベル上げしよう!
という風に立て直すのも早かったりします。
ゲームの視点に立つと、色々と俯瞰しやすくなります。
退屈な仕事はタイム・アタックでこなしてみたりとか、やりようは「遊び」から生まれてきます。
遊びについて、これほど深く書かれた本は見たことがなく、本当に参考になりました。