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自分のコミュ力に不安を覚える?そんなん現代じゃ当たり前ではなかろうか?

もそも人間は全く新しい人とのコミュニケーションには適応しづらいようにできている

武器

最近、会社の同僚が

「新人の子と帰りにすれ違ったんだけど、正直楽しく話せるか不安だから無視して帰っちゃって、、、」

っていうことでそのことに対して罪悪感を覚えておりました。

その同僚は一言で言うなら「気を使いすぎる」特徴がございまして、いつも接していて多大な気遣いを感じる優しい人だったりします。

実際のところ、私自身もすれ違ったりしたら少しうろたえるかな〜とは思いますが、知識がそれを助けてくれたりします。

と言うのも、

人間の生活は狩猟時代に適応しており、そこでは今のように新しい人との出会いなんてないに等しかった

っていう研究データを見たことがあるから(下の本を参考にさせていただきました)。

確かに、民族としてであれば

親や兄弟を除いたって、あとは幼なじみくらいしか友人関係にならない

ため、大人になって全く新しい人と会うのはとても稀有だと言えます。

逆に幼なじみみたいな人しか友人関係になれないってことは、それだけの一緒に過ごした時間を有さないと人間の警戒って解けないんだよねってことだったりします。

確かに、何者かも分からない人にアプローチするのは怖いし、どんな性格かもある程度把握していないと共通の話題とか探すのにめっちゃ困りますよねぇ笑

上の本に書かれていることでもう一つ参考に

・どんなに第一印象が好印象でも、気を許すには最低50時間は有する
・だいたい、200時間一緒に過ごせば警戒を解いて仲良し

ってことで、結局人間関係を良好にするには「いかに一緒に過ごした時間が長いか」にかかってるってことなんですよ。

だからコミュ力とか、見た目とかそんなんではなく(もちろん磨くにこしたことはないのですが)、ただ時間を増やせば仲良くなれるんです。

それまでの印象を、できるだけ和やかにするために相手に対して興味を抱いてればいいんですよ、多分笑

その同僚は自分のことコミュ障とか言ってますけども、コミュ障はそもそも

自分の話が伝わんないこと。伝達できてないこと

を指すんだから話が通じてる時点でそんなものは却下ですよ。ほんとに。

こんな風に、先進国の環境と遺伝子のミスマッチを網羅的にわかりやすく解説してくれる本ですので、コミュニケーションのみならず

・肥満で苦しんでいる
・眠れない日が続いている
・なんだかいつも疲れている

っていう悩みを抱えているなら本書は色々ヒントになるんじゃないかなと思います。

進歩は必ずしも、安寧をもたらしてくれるとは限らないんだなぁと本当に思います。

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