ただやるのはNG!「ディープ・プラクティス」にしないとねって話〜天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる〜
1万時間の法則は正直マユツバですけど・・・・
練習法にも
・テストみたいな実践形式で覚えたり
・丸暗記して覚えたり
・耳を使って覚えたり
といったやり方がありますが、科学的にはコンセンサスが取れているようでして、
情報を詰めるやり方じゃなくて、情報を引き出すやり方
が今のところ最強だよってことみたいです。つまり「思い出す」練習法。
自分に合った勉強法ではなく、いかに記憶から引っ張る機会を増やすかが重要なのです。
ではその記憶から引っ張る力を強めるために、そして定着するために「反復練習」があるのですが、それをただやるのはNGなことは分かっているはず。
ではどうするか?というのに良い本を発見しました。
と言うことで今回紹介する作品は『天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる』です。
本書で紹介されているディープ・プラクティスとは
1.全体を把握する
2.反復練習
3.正しい感覚を身につける
という3ステップにわけ、かつ自分が少しきついなと思う難易度で行うやり方。
単純な練習と比べ、まず全体像を把握することが正しい感覚を身につける上ですごく重要で、それはなぜかというと
間違った箇所を特定したいから
だったりします。
勉強とかも、ただやるだけだと、何が正解なのかが分からないので
どこが間違っているのかを把握できない。分からないところが分からない
っていう迷走状態に陥ります。
それを防ぐために始めに鳥の目を持って俯瞰する必要があるのだと。言われてみれば確かに。
歴史だったら、時代の流れを覚えつつ。。
「生類憐みの令って誰が出したんだっけ・・?なんでだっけ・・?」
みたいに思い出せない部分をピックアップして、それを思い出すためにフラッシュカードなどを使ってやっていくといいってことですね。
全ての学習は繋がってますから、連想して思い出すようにするためにもまずは全体像の把握をしないとってことですね。
音楽やスポーツだったら、演奏できないメロディラインやできない動きを見つけて間違ったところをゆっくりで良いからできるまでやれば良いのかな?
なんであれ、ディープ・プラクティスは覚えとこうと思いました。