お金で買うなら「モノ」よりも遥かに幸福度が増す3つの「コト」を!〜「幸せ」について知っておきたい5つのこと〜
お金で幸福感を得るためにはちょっと工夫が必要かも・・・
今、みんなが思い描いた完璧な幸福には多くの共通項がありました。それらを全て叶えるには、正直相当な「幸運」が必要です。
ーエリザベス・ダンによる「お金の幸福教室」にて
お金を使って幸せになるためにどうすればいいのか?
を科学的にリサーチする第一人者エリザベス・ダン博士と、
あらゆる感情の強みを徹底的に分析し、ネガティブをいかに活かすか?
を科学的にリサーチする第一人者ロバート・ビスワス博士
の共同本『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』がKindle Unlimitedだったので読みました。
そこで参考になったのが
「お金」をどこに使えば幸福感が高まりやすいのか?
という分野です。
すみません、本当はタイトルに即して幸せの5ヶ条を書くべきなんでしょうけども、深掘りするとめちゃくちゃ長くなりそうなのでここでは一部抜粋させてください。
今回は、お金でモノを買うよりも幸福感が増す3つの要素について話していきたいと思います。
「経験」・「時間」・「他人」にお金を使えば幸福感は高くなりやすい!
本書によると、お金で幸福感を得たいなら
「経験」・「時間」・「他人」
この3つなんだと言います。ひとつひとつ説明しますね。
1.「経験」をお金で買う
ヒトの脳はモノよりも体験のほうが慣れるのが遅いので、幸福感を長引かせることが可能です。
長期的にみても、思い出に残る体験をしたほうが、時間とともに記憶が書き換えられていき、結果的に幸せな感覚を長く持てるようになるとのこと。
また、嫌な思い出であっても時間が過ぎればネタとして価値を持ちます。
余談ですが、どんなに精神的に辛い経験をしたとしても、その傷は2年以上長くは引きずらないし、逆もまたしかりということも書かれておりました。
その経験を誰かと行うとより幸福感が高まりやすい、みたいです。
2.「時間」をお金で買う
人間は時間に余裕があるほど幸福度が高くなるので、できるだけ手持ちの時間が長くなることに金を使うべきです。
これは、ムダにヒマな時間を作ればいいって話ではなくて、
「今すごくゆとりがあって心地がいい」
と感じれるか、がキモ。ボランティアなど、人のために時間を使っていると余裕感が味わいやすいです。
SNSとか、ゲームみたいなものは脳の回転が速まり、いつの間にか時間がすぎるため、なるべく減らすことを推奨しておりました。
3.「他人」にお金を使う
3つの中で最も効果が高いお金の使い方です。
他人のためにお金を使ったほうが、自分のために支払うよりも相当に幸福感が高いものです。
これは、「自分は他人にお金が払える」という余裕感と、「お金を払って相手の負担を減らせる」という親切心が相乗効果で働くからではないかとのこと。
これは別に裕福な人に限ったことではなく、一般的な所得の人にも当てはまる現象であることが確認されております。
幸福感を上げたいなら「余裕」・「感謝」・「親切」を意識してみるといい!
個人的におもった事として
「経験」:いい思い出は美化されるし、他人と経験すると自然と「感謝」できるからでは?
「時間」:いうまでもなく「余裕」ができるから、「余裕」が優しさをうむのだからそれが幸福感に繋がっているのでは?
「他人」:「親切」や「与える」といった行為は幸福感を高めるトップ1,2を占めている。社会性動物の気質だろう。
幸せになるなら「良い人間関係」だ!というのはかなり有名だし、よく載せております笑。
その、良い人間関係を構築するために「余裕」・「感謝」・「親切」の3要素がとても重要になってくるんだろうなぁと感じました。
となると、お金を使って幸せになりたいなら、上の3要素を満たしていくように意識すると良いかもしれません。
もちろん、最終的には幸福感なんて主観ですので、モノを買った方が幸せになれる!というならモノを買いましょう!
少しでもヒントになったらな、と思います。