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人間の欲求をつかさどる、「ドーパミン」の話は是非とも教科書に載って欲しい話〜もっと!〜

現代の環境はドーパミンによって作られたんじゃね?

資本主義

愛、支配、欲望をドーパミンで説明した著書『もっと!』が面白かったです。

本書はドーパミンが人生にどれだけ影響を及ぼしているのかを事細かに示した作品。

この作品を読むことで

ドーパミンには気を使わないとヤバイ

ということに気づかせられます。

ドーパミンは良く、「脳が分泌する快楽物質」として知られており

ギャンブルやスマホのような依存症
美味しいものを食べすぎてしまう
過激なものを求めてしまう

といった、いわゆる「ドーパミン依存症」が現代の社会問題の一つとして取り上げられてるくらい(この辺は下記著書が詳しく載っておりますね)

ただ、本書によるとドーパミンには2種類あり

欲求ドーパミン:「期待」を駆り立てる機能。
制御ドーパミン:「達成」を駆り立てる機能。

これらの二つの性質を持っているんだとか。そうか、だからギャンブルはやめられないのか・・・笑。昔からあり、今も熱狂的ですもんねぇ。。

だからドーパミンは快楽物質というよりは「期待物質」なんですよね。というか「快楽」の正体が「期待」と「達成」なのかもしれませんね・・

他にも

美味しいものが食べたくなったり
より良い恋愛を求めてしまったり
より良い作品を作ろうとしていったり

といった欲求・愛情・モチベーションといった人生の重要なものはみーんなドーパミンがそうさせるのだ!ということが良く分かります。

だからこそ、ドーパミンに気を使っていくことはQOLを向上させる良き指標になり得る気がしますね。

と、なるとドーパミンの分泌量を増やせばいいのか?というとそう単純でもない話で

ドーパミンを効きやすくするようにする

ことをまずしないと、どれだけ増やしても徒労に終わります。

現代は、スマホや美味しい物のような快楽にひたれる物に溢れているため、つまり

快楽に慣れている故、ドーパミンが効きづらいようになっている問題

がございます。

スマホを使いすぎている人
肥満である人
体内に「炎症」を起こしまくっている人

はドーパミンが効きづらいので、まずは健全な体に戻すのが吉!

なので

身体的な健康:軽い運動、良質な睡眠、腸内に気を遣った食事
精神的な健康:瞑想、感謝日記、好きな人との触れ合い

ということを行えば自然とドーパミンが効きやすくなるはず。

そしたら適度に現代の環境を活かして友達と美味しいものを食べるなり、スポーツをするなりすればドバドバドーパミンの恩恵を得られます。

なので個人的にはまずは健全な心と体を得ることがいいんじゃないかな〜と思いました。

私も本書を読み終わった後、張り切って2時間運動しました笑。


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