IQやEQよりこれからは「CQ(好奇心指数)」の方がリアルな格差を生む話〜子どもは40000回質問する〜
好奇心旺盛ってやつを解剖してみようじゃないか
”何か謎があって、その謎を調べないと気が済まないという気持ち。この好奇心を持ち続けている限り、人間は生き甲斐を感じるのではないか”
ー手塚治虫
子供の好奇心を殺すほど恐ろしいものはないよ!
と主張する著書『子どもは40000回質問する』は、むしろ大人の方が大事なんじゃないかと思って読んでおります。
著者曰く
一般的に、子どもは2歳から5歳までのあいだに40000回もの質問をする
そうでして、、記憶にないけどそうなのかなぁ。
そして、
高所得者の親ほど、子供に質問してるし、
子供もまた親に問いかけている
ということも明らかにされておりました。
もちろん、好奇心旺盛であると危険性が増すこともございます。
ギャンブルとかいい例でして、勝った負けたより
「ここでこう言った戦略をとったらどういう結果になるんだろう?よしBETしよう!」
みたいに、流れとか空気とか読まずに大金を賭けて大敗することがまちまちなんだとか。。私もそういう思考になりがちだから酷く共感してしまいます笑
とはいえ、自分の「謎」を解くためならお金を惜しまないので、結果として知識人やアイデアマンにみられることが多いそう。
そしてこの世は情報社会ですから、うまく情報を編集できる人が結果的に大金を手にしがち、、な気がします。
そう考えると編集するための知識が豊富にあった方が、いろんなパターンで発信できます。
刺さる言葉って十人十色ですので、いろいろなパターンで発信できることはかなり有利に働くんじゃないかなと感じますね。
CQ(好奇心指数)
最近「IQ(知能指数)」や「EQ(こころの知能指数)」に並んで、「CQ(好奇心指数)」という言葉をしたの記事で聞きまして
上の記事を読むと、確かにオンライン学習のインフラが整っているこの世の中において好奇心が旺盛かどうかってかなり将来に関わってくるようにしか思えませんね。
CQが高いということの大きな特徴に
白黒はっきりしない状態に対して粘り強く答えを求める姿勢
というものがございまして。
つまり、はっきりとした結論がでない問題に対してかなり強いということです。
この世の問題は大概複雑で、安易に答えを出せないものが多いものです。
CQの高い人は、粘り強く近い答えを探し続けられる傾向にあることが多く、結果として成功にたどりつきやすいらしい。。
そして、その答えにたどり着くために、いろんな領域の知識が増えていくから他の問題が生じたときに応用が効き、そしてまた近い答えをみちびくことにつながるんだとか。
個人的にすごく納得する話でありました。とくに今の時代は小学生でも教師より詳しい分野があるくらい(やたらNBAに詳しい2年生とかいたなぁ・・)情報開示がオープンですから、好奇心を育むことはめちゃくちゃ重要ですね。
よく、「性格を変えたい」という人がおりますが、そういった人は
・もっと人付き合いをうまくしたい
・もっとコツコツ続けられる人になりたい
・もっと安定した感情を持つようになりたい
みたいな3つの悩みに行き着きがちですけど。
もっといろんなことに興味を持ちたい
っていう欲望の方が、なんだか結果的に巡り巡って上の3つの悩みを解決しそうですねぇ。
CQを高めるにはどうすればいいの?
んじゃ、CQってどうやって高められるのって話なのですが、これは
自分の「退屈」にちゃんと気づくこと
がなにより大事なんだとか。つまり
1.退屈だなぁという感情は基本的に嫌悪感を抱きがち
2.だから退屈を感情の「アンカー」として捉える
3.つまり「退屈を感じたらすぐに新たな知識や体験を探す」という風に仕向ける
という流れ。分かるような分からないような笑。
要は「退屈」を悪いものだとは考えず、あくまで自分の「好奇心レベル」を計るメーターとしてとらえればOKってことですかね。
好奇心を高めようと思うなら、個人的には「乱読のセレンディピティ」で乱読の良さを踏まえつつ本屋言って立ち読みしまくるみたいなことをすればいいんじゃ?と思いますけどねぇ。
また、他の方のnote記事を読んで、「おお!」と思う瞬間を増やせばいいように思えます。
以上、好奇心を抱くとこの先強いよね〜というお話でした。
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