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「MINDSPACE」を使って、望ましい行動を習慣化してみよう!〜幸せな選択、不幸な選択②〜
この中で使いやすいのは「C」!
今日は前回と同じ著書である『幸せな選択、不幸な選択』の「MINDSPACE」を使って、自分の行動をどうやって設計するかをお話しいたします。
前回、本書の無意識的な行動を促す9つの要素として「MINDSPACE」を紹介いたしました。
「MINDSPACE」って何?という方は、下記画像と前回の記事をどうぞ!
無意識的な9つの要素をボーッと見てみると、
私たちはほとんど周りの環境に影響されて行動しているのだ!
ということが分かるかと思われます。だから本気で自分を望ましい方向に進ませたいなら、コミュニティに入ること(「N」の「規範」にあたる)はかなり理にかなってそう。
とはいえサリエンスとかエゴみたいな「自分の価値観」が分かれば動けるものもございます。
なので、価値観(自分が歩んでいきたい道)は分かっていると仮定し、その上で積極的に使いたいのが「C」のコミットメント。
つまり「私は今から1ヶ月1キロずつ痩せるぞ!」と、決意を公にするとより望ましい行動を取りやすくなる傾向にあることが分かっております。
自分の決意を、友達に話すことで、
約束したことは守りたい
友達を失望させたくない
と、破ったら信用が揺らぐのため、より守ろうと意識するものです。普通に1人で行動するよりも、「やらなきゃ」と思う気持ちが強くなるんだとか。
そういえば、私もダイエットするときは会社の友達に公言してましたね。そのおかげか、来年度の健康診断までに10キロ痩せる目標は普通に達成できそうです(あと2.2キロまできました!)。
ただし、このコミットメントにおいて一つ注意しないといけないものもありまして、それは
自分ができなさそうな壮大なコミットメントは逆効果だよ!
ということ。例えば、1ヶ月で有名になるとか、大金持ちになるとか。
そうではなく、
・「有名になる」が目標なら、1日最低1人フォロワーを増やすなど
・「大金持ちになる」が目標なら1日1冊お金に関する本を読むなど
といった、一口サイズの目標を公言するとコミットメントは力を発揮してくれます。
相手が嫌でなければ、進捗を報告すると自分が進んでる感じがしてよりモチベーションが上がります。
「D」を使って自動的に望ましい行動を!
続きまして、無意識に望ましい行動をとるために「D」のデフォルトを紹介いたします。
自分が望ましい行動をするのがデフォルトになるためには、とても簡単で
スマホの待ち受けをその行動に仕向けるようにする
インターネットのホームページを望ましい行動に関連づける
と、「そう行動しやすいように」仕掛けることです。
私も、毎日noteができている理由として
・スマホの待ち受けを自分の1番好きなブログ記事をスクショしたものにしている。
・PCを開いたら、noteが開かれており、すぐに記事を書ける状態にしている。
それで毎日欠かさずできているので、これまた強い行動スイッチと言えましょう。
「させやすさ」をどれだけ作れるか
と言うことで、「C(コミットメント)」と「D(デフォルト)」を使って現実に行動をデザインさせる例を紹介しました。
無意識的な行動を望ましいものにするためには、強引に言うと
いかに行動しやすい状況を作るか
ということに行き着きます。
本当は「P」を使ってより行動しやすくさせる方法もありますが、長くなりそうですし、正直「C」や「D」の方が強そうだったので申し訳ございませんが割愛します。
私自身も「読書」を例にとると
C:1日1冊以上読書をすると読書仲間に公言する。そして伝える
D:書評サイトをインターネットホームページに設定している
ということを行っております。
余談ですが、読書については本当にやりたいことのひとつだったみたいでして、未だに読書量が下がることはなさそうな気がします(むしろ増えてる?)。
というわけで今回はここまでにしておきます。是非「C」と「D」、あとできれば「N」も意識して自分に望ましい行動を起こしましょう!