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凶暴な子になったらどうしよう!子供の噛みつき行動について【日本メディカル心理セラピー協会】
ある日突然、ご自分のお子さんが幼稚園でお友達を噛んでしまったらどうされますか?心配ですよね。乱暴な子になったらどうしようと誰しもが思います。今日は子供の噛みつき行動について解説します。
子供が噛みつく時の原因
子どもは自我が芽生えると色々な欲が出てきます。けれども、言葉で自分の意思がうまく伝えられず、つい、引っ掻くことや噛みつくことで、自分の気持ちを表現したり、お友達と関わろうとすることがあります。
甘えから
甘えている気持ちを伝えるために噛む場合もあります。
喧嘩の時、攻撃の手段として
喧嘩の時、たたいたり、蹴ったりという力の暴力などの攻撃の一つとして、噛む場合もあります。特におもちゃのとりあいの時等に起こることがあります。
あいさつのつもりの場合
実はあいさつのつもりで、噛みついたりする子もいるのです。大好きなお友達に、自分が幼稚園に来たことを知らせたくて、でも「おはよう」という言葉が言えなくて、噛みついてしまうのです。
噛みつき対策
大人が子供の気持ちを共有しましょう
子どもは、大人が自分の気持ちに寄り添うことで、気持ちが落ち着き、噛みついたりしなくなる場合もあります。簡単には、やめさせることはできない場合もありますが、根気よく、寄り添っていきましょう。
あきらめずに繰り返し行うことが大切です。例えば、自分の気持ちを大人に代弁してもらうことを乞うようになり、だんだん噛みつかなくなって来る場合もあります。代弁は、噛みついた子供と噛みつかれた子供代弁両方必要になってきます。
例えばおもちゃのとりあいの時に噛みつきが起きた場合は「〇君は、このおもちゃ、使いたくなっちゃったんだよね」「でも、×君も、このおもちゃ、まだ使いたいんだよね」という具合です。
長い目で子供を見守りましょう
多くの場合は感情のコントロールが出来なくて起こる場合があります。感情をうまく表現できるようになるまで、長い目で見守る体勢が重要です。
ポイントは子供達が遊んでいる間、目を離さないことで、噛みつきそうになる前に大人が介入しましょう。成長とともに終わります。それを支えに、根気よく見守っていきましょう。
日本メディカル心理セラピー協会にはチャイルド心理カウンセラーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。