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「人間の価値観の確立には50年かかる」と私は考えるようになりました。50年というと一生の大半です。独自の価値観を確立するのにこれほどの時間がかかるのは、親や時代の価値観、自身の経験、影響を受けた思想、また、自我の確立時期やその状態等、様々な要因が関わります。
 
価値観とは何でしょうか?「自分を自分たらしめる」いわば自分の芯のようなものです。例えば、1965年生まれの私は、学校教育で「男女平等」という価値観を学びましたが、親世代は「男尊女卑」という価値観で生きていました。ここに捻じれが生じます。

「人間の価値観の確立には50年かかる」

価値観とは何でしょうか?「自分を自分たらしめる」いわば自分の芯のようなものです。例えば、1965年生まれの私は、学校教育で「男女平等」という価値観を学びましたが、親世代は「男尊女卑」という価値観で生きていました。ここに捻じれが生じます。
 
およそ四半世紀「男尊女卑」もとで、そのモデルしか知らず育ち、大人になり、パートナーと共に「男女平等」の生活をスタートします。だから、当然に軋轢が生じます。より良い夫婦関係を築きたいと、更に四半世紀を費やし、独自の価値観を獲得しました。今や社会的には、そのようなジェンダーの問題もその先を行くようになっています。
 
各世代の自らの価値観を思い返してみてください。まったく変わってないはずはないと思います。そのような価値観の変化が時代を作っていくし、その一塊を50年とすると、様々なことに気づくようになりました

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奥村一郎(メンタルパートナー、活動家、主夫)
I have a dream. 私の「夢」は、日本に活動家を養成する学校をつくることです。 私の「モットー」は、Life is Art. Life is Play. -生活をアートできるようになれば既に幸せ-