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お互いを知るため、コミュニケーションを取る機会を設ける

 チームを立ち上げる際に、チーム内で相互の信頼関係を築き上げるためにコミュニケーションを取ることが必要になります。しかもそのコミュニケーションは一方的なものではなく、双方向から発せられるようなコミュニケーションです。

 まずは自己紹介の仕方から工夫を加えると、チームワークの質が変わってきます。自己紹介者は肩書を述べるだけではなく、それに対して他のメンバーが質問するなどインタビューをして、自己紹介者の人物像やチームにどのような影響をもたらしてくれるかを話し合います。それがチーム作りにおいて効果を生む、という研究成果が実際に得られています。

 また実際にも日本代表のような選抜チームが構成される場合には、選手個人による目標や自己の役割についてプレゼンテーションを行い、それに他のメンバーから感想を受けているような事例もあります。選手間の相互理解、または自身のチームに対する理解が促進されるため、本音でのコミュニケーションがチームの結束につながっていくのです。

 このようなコミュニケーションを取る機会を持つことをいとわず、コミュニケーションスキルを向上させる意味でも、チーム結成時に取り入れてみましょう。

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