向精神薬の減薬、断薬が上手くいかない理由
断酒を継続している今、私にとっては次の目標が減薬、断薬なのですが、これが上手くいってないです。理由は大きく4つ。
①断酒程覚悟が足りない
断酒の時は廃人に近かったので、これで止めなければ人生終わりだ、と思ってました。
飲酒欲求があっても何でもはなから飲む選択肢は一ミリも無かった。
向精神薬はそこまでの覚悟がまだない。寝れないなら最後に頼って良いかという気持ちがまだ心の奥底にあります。
②結局は不安と逃避
断酒して不安や逃避癖は減りましたが、それでも不安は色々沸いてきます。
冷静に考えればお酒と一緒で、私の身体は向精神薬入ってる状態でようやく普通なのだから、切れれば不安になるのは(マイナスになるのは)至極当たり前。
そこに寝れない不安が重なることが本当に耐え切れない。
寝れば絶対にその日はやり過ごせますからね。これも逃避の1つなのでしょう。
③寝れるということの麻薬的な快楽
忙しくて病院に行けない時に数日薬が無かったり、足りなかったり、意図せず減薬、断薬する時期があります。
そうするとその期間は1日4時間程度の睡眠で睡眠も浅く全く寝た気がしません。
その状態が4日も続くと、流石に疲弊して病院に向精神薬処方してもらい、その日飲むと一気に寝れます。10時間以上は軽く眠れます。
この寝れるという快楽はアルコールの快楽とレベルが違う。頭にこびりついてしまっていて、本能的に向精神薬で熟睡で無いにしろ、長時間寝れたという快感を身体が覚えてしまっています。
④処方される病院に敢えて通っている
最近は新しい病院で寝れないって言っても直ぐマイスリーなんか出してくれません。先ずは規則正しい生活を求められます。
ただ、長年の通院歴で簡単に処方する病院を何個も知ってしまっています。
以上4つが向精神薬依存が治らない理由です。
ただ、減薬・断薬を進めないと自分が次のステージに行けないことも分かっています。
向精神薬が切れてしまい、寝れなかった時と向精神薬でがっつり寝てしまった時のパフォーマンスは前者の方が圧倒的に高いです。
やはり向精神薬の副作用でぼんやりしてしまうケースが多い。
でも、近い内に、しかし慌てず必ず自然の睡眠を取り戻してみせます。