サーフィンの基本動作の解説
・ニュートラルポジション(姿勢)の理解
ニュートラルポジションとは、サーフィンの基本姿勢のこと。
身体が動ける状態を作るため、この姿勢が必要。
サーフィンにおける「ニュートラルポジション」具体例
テイクオフ後のライディングの姿勢。
→上にも跳べるし、下にもしゃがめるくらいの姿勢。
「立ち上がらない。けれどもしゃがまない。」
自分にとって一番良いとこを探して、身体に叩き込む。
サーフィンの三つの基本動作の理解
サーフィンの基本動作①傾ける
足の親指の付け根(母指球)を使ってサーフボードを傾ける。
身体を傾けるだけでボードが身体を追い、目的の方向へと自然に導いてくれる。
自転車とサーフィンの動きの共通点を理解しておく。
「傾ける」動作が必要な理由
サーフボードのレールは傾きやすい設計になっている。
身体を傾けることで自然にターンが出来る。
サーフィンにおける「傾ける」動作の具体例
フロントサイドのボトムターン
バックサイドのトップターン
サーフィンの基本動作②屈伸
膝を進行方向へ向けて曲げ、クラウチングスタートの姿勢をとる。
スクワットの姿勢は間違い。
「屈伸」動作が必要な理由
両膝を進行方向に向けると推進力が増す。
スピードとパワーのあるサーフィンをするために、膝を波に向ける。
サーフィンにおける「屈伸」動作の具体例
(テイクオフ後に)波のトップからボトムに下りる時。
後ろ膝で押し出すイメージ。ランジ。
スクワットの状態でひねっても、レールが入らない。
サーフィンの基本動作③捻る
腰を回転させて、進行方向を見ること。
捻った体勢を長く保てば保つほど、パワーとスプレーが大きくなる。
「捻る」動作が必要な理由
捻った状態で耐え、パワーゾーンを見ると、より速いスピードでのターンが出来るため。
両手を前に出し、リードする手のひらを上に向けるとより捻ることが出来る。
サーフィンにおける「捻る」動作の具体例
フロントサイドのトップターン
バックサイドのボトムターン
べた足だと捻りにくくなるため、後ろ足のかかとは軽く上げる。
また、後ろの腕を押し込むと捻りやすい。
【WORK】
ニュートラル→傾ける→屈伸→捻る、の一連の動作を実践してみよう。
【QA】
・怖いという気持ちは悪いことではない。怖いと人は集中するため。
ただ、集中しすぎると一点に、直線的に集中するため、視野を広くぼやっと保つようにする。
・ライディング中は前足に荷重しっぱなし。
・サイドフィンの上に足があると推進力が上がり、センターフィンの上に足があると回転性が上がる。
・力を抜いて、後ろ膝をポトッと落とす。(ランジ)