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身体の軸作りトレーニング

軸がないと、パフォーマンスが落ちる。

軸をずらして動いてみる。
①肩を左右に傾けた状態でジャンプ
②腰を曲げた状態で身体を回転
③顎を引いて屈伸

人間は軸がずれても筋肉で支える事ができ、ずれた状態が成立する。
モノは軸がずれると支える力がないので、バランスが崩れる。

気付かない間に自分で自分のパフォーマンスを下げている人が多い。
運動中にリラックスする為に、身体を筋肉ではなく骨で支える必要がある。

腰椎が曲がると歪みを直す為に無駄に筋肉を使ってしまう。
腰椎は、支える骨であって曲げる骨ではない。

軸はサーフィンの基本動作に繋がる。
また、身体の軸が整っていないサーフィンは、無駄な動きが多くなる。
軸が取れていないと、動いていないとバランスが取れない。

トレーニングメニュー

①基本姿勢

・腰椎を真っ直ぐにする。
・腹圧をかける(お腹をパンチされる時みたいに、膨らます。)
・股関節の下に膝、膝の後ろにかかと。
・膝は床から離す。

②クローリング

・丹田を意識。
・回数ではなく、軸を意識。
・コーディネーションできているか。
・顎を上げて前を見る。
・背中をテーブルとして、床と平行にする。
・ゆっくり丁寧に。
・歩幅は小さく。

③クローリング(左右移動)

・手を広げた時に足を閉じ、手を閉じた時に足を広げる。
・基本的には前後移動の時と同じ。
・どちらもヨガマット三往復くらい。
・腕ではなく肩甲骨で体重を支えるようにする。

④エレファントウォーク

・腰を曲げず、上に吊り上げられている状態。(仙骨を上に持ち上げた状態
・回数ではなく、軸を意識できているか。
・みぞおちあたりから体を曲げる。
・ゆっくり丁寧に。
・ヒップヒンジ(股関節から曲げる)を大切に。
・顎を上げる。
・ハムストリングを伸ばし、股関節をしっかり動かしながら前に進む。

実践

・クローリング(前後)5歩(往復)3セット
・クローリング(左右)5歩(往復)3セット
・エレファントウォーク 5歩(往復)3セット
※あくまで目安。大事なのは数ではなく体勢維持。

まとめ

最大限身体を使える状態にして、パフォーマンスを上げるために日ごろの準備をしよう。

QA

・体を捻る時は、みぞおちから曲げて股関節で押し込む。お腹(体幹)は固めて軸をしっかり作る。
・陸でボトムターンの練習をする時は、コーヒーカップを床に置くだけ。
コーヒーカップを置く位置によって、ターンの深さが変わる。
浅いターン(カービング)前足より前に置く。
深いターン(リッピング)前足より後ろに置く。
※深いターンの時は、後ろ膝を板の中にしっかりしまう。
・全ての動作、全てのターンに時間を作ってあげる事が大事。
時間=スペース、回る半径=スピード
・海に入る前に、十回くらいプッシングの練習をしてから海に入ると良い。
・バランスボールに足を乗せて、ボスボールに手を置いてプッシュアップすると、プッシングの時に足を閉じる癖がつくので良い。