MAYSON's PARTY 『We are "ONE" TOUR 2022』FINALの話
ツアーの振り返りなんてしてましたが。
本当の本当にファイナルまで終わっちゃいました。
こんな素敵な4ヶ月を過ごさせてもらったのだから、
忘れないうちに書き留めておこうと思います。
お祭りだと思ってた
メイソンズのツアーファイナルのこと、勝手に盛り上げ隊長になったつもりで色々仕込みました!仕込んでる時が一番楽しいタイプの人間です。
まずはお花!やっぱりツアーファイナルのお祝いといえばお花!
デザインの絵を描いてお花屋さんに送ったのはファイナルの50日前。素敵なイラストはファンの方にご好意で描いていただきました。
最初めちゃくちゃデカい花にしようとしたら、見積もり段階で8万と言われたので抱き抱えられるサイズしました。
楽屋に置いてもらうことを想定していましたが、入り口ど真ん前に飾っていただいていてびっくりしました。
実はイラストの裏に、持って帰ってもらった時用のメッセージをこっそり仕込んでいたのですが、入り口に置いてたので入退場される方々から裏側をガン見されていて恥ずかしかったです。
そして有志で特製モエシャンドン!
メンバーの皆さんにも喜んでいただけたみたいですごく嬉しかったです。手伝ってくれて、一緒にやろうと言ってくれた友達みんなにもありがとう!
それからひっそりポストカードも作って現地で配ってましたが、めちゃくちゃ余ってるので今後お会いした方はよろしければ受け取ってください……。
もちろんライブは
死ぬほど楽しかったです。やっぱり泣いたけど。今までのツアーのこととか、出会ってからのこととかたくさんたくさん思い出しながら、けれど音が鳴ったら楽しくて頭が真っ白になって。Wonderful Dayくらいで、「あれもう終盤?」って気付いて、まだ4分くらいしか経ってなかったはずなのに…と切なくなりました。
コロナ禍でリスナーの皆さんと作った曲「PARTY 4 YOU」も初めて聴けて感無量です!
わたしはCDそのものは持っていないので、このCD持っているお客さんはさらにさらに嬉しかったんだろうなあ……そしてそのCDを持ってるお客さんの多いこと。古くからのお客さんが全国から駆けつけてきていたのもうるっときた。
不安だった。
「誘ってくれてありがたいけど、その日は別のライブが…」
「行きたいけど…」
誘った人からお断りの返事が来るたびに、結構へこんでいた。
もちろん、強制ではないし、それぞれの予定があるのは当たり前で。私がメイソンズのライブを選ぶように、人それぞれ選びたいものがあるし。先約を断れと言っているわけでもない。
けど、ぎちぎちのO-WESTをメイソンズに見せてあげたいって思ってた。
こんな客はきっと考えすぎで、本来ライブには行きたければ行けばいいんです!ただ、メンバーがずっと「絶対来てほしい」「1人でも多くの人に見てほしい」と言っていたのが頭から離れなくて、客として裏切りたくないなって思ってました。
そんななかでも、私の話でしかメイソンズを知らないような友達が何人も観に来てくれたり。去年のファイナルぶりに来てくれたり。そしてみんなが「楽しかった!」「メイソンズめっちゃいいね、また誘ってよ」と私に伝えてくれました。こんなに嬉しいことはないよ!
MAYSON's PARTYとしてステージに立って、ex-SKALL HEADZが取れたあやとも、みき、やのっく。すでに音楽の仕事をしていながら、自分のバンドを始めるという決心をしたつかさ。あやともに誘われて、トロンボーンを持って単身上京してきたもえ。メイソンズが始まった時はまだ前のバンドで対バンもしていたけれど、その後メンバーとして加入したぽん。オレスカを辞めて、別の道を考えていたけれど、メイソンズを選んださき。
この7人じゃなかったら、私はメイソンズのことをここまで好きになってなかったと思う。
CDが売れない時代、ライブハウスが悪者になる時代、ルールが多くて満足に動けない時代、そんななかでもバンドを始めて、続けて、辞めないでいることの辛さは私には分からないけれど。ため息をつきたくなるような朝や、輪郭の見えない不安に苛まれて眠れない夜、彼らにもたくさんあったと思うし。それでもあんなにキラキラなステージを完成させてくれたこと、そしてその場に居合わせられたことが誇らしい。
バンドを選んでくれて、メイソンズを選んでくれて本当によかった。ありがとう。
この"ONE"ツアーを経て、ますますパワーアップしたメイソンズ、2022年の残りも2023年もはちゃめちゃに全国駆けずり回る予感がするので、この魅力が1人でも多くの人に伝わりますように!
どこかで会ったら乾杯してね。