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【MENTA/事例インタビュー】インターン生複数名のWebデザインスキルをクライアント案件に参画できるまでレベルアップ!~合同会社ノイマン様での活用事例~
静岡県三島市を本拠地に、Webシステムの受託開発を行う合同会社ノイマン。
もともとおひとりで事業活動を行っておられましたが、受託案件の増加を背景に若手人材の育成にも力を入れておられます。
本日は、事業を運営される中でMENTAを利用していただいている代表の馬場さんに、活用前の課題から活用による効果まで、お話しを伺いました。
ー 貴社の事業内容・体制を教えてください
当社は、Webシステムの受託開発を行っています。当初は私1人でやっていたのですが、有難いことにお引き合いを多くいただいており、1人で対応するにはお断りすることも出てきていました。
そこで、人材採用を検討しはじめましたが、少人数でやっている会社ですので、キャリアのある方を雇用するのは難しいのが現実。意欲のある未経験者を育てる、という方向性にシフトし、結果として、複数名のインターン生(若手人材)を迎え入れることになりました。
育成期間は約半年間。現在は3名のインターン生が在籍しており、そのうち2名はネパール在住のネパール人の方と、国籍・居住地が多様なメンバー構成です。ネパール人の2名は日本語がわからないため、チームメンバー皆とは、英語でコミュニケーションすることがほとんどです。
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ー 事業において課題に感じていたことを教えてください
インターン生の育成についてです。
カリキュラムや課題を私が作成し、インターン生が課題のコード記述をGithubで共有し、私がコードレビューを行いフィードバックする、というやり方を主に教育を進めていたのですが、徐々に私が開発案件で忙しくなり、教育をお願いできる人を探すことにしました。
まずは、バックエンド開発の教育として、Ruby on Railsを教えられる方を探し、SNSを通じて知り合った方に講師を依頼していました。
スキル・ご経験の面で申し分のない方だったのですが、講師の方のご予定や費用面などを踏まえて、週1回の稼働しか依頼をできませんでしたので、課題についてインターン生が分からない時にすぐにフィードバックを得られず、結局は私で課題の質問を受けて、その対応に結局手がかかってしまっていました。
ー MENTAを知ったきっかけと利用しようと思った理由を教えてください
フロントエンドやデザインについても教育をしたいと思っていたため、先述の課題感が解消されるような講師の方を探していました。
当初は、知り合いやSNS、デザイナーのコミュニティなどで講師ができる方を募っていたのですが、忙しかったり、講師というハードルが高かったり、また、HTML・CSSが書けて、Webデザインができ、かつ英語でコミュニケーションができる、という私の希望条件が、結構なハードルだったようで、適切な方が見つかりませんでした。
MENTAのことは以前から知人の口コミで知っており、マンツーマンで教えてもらえるサービスだと認識していましたが、この時に調べてみると、「法人向けプラン」があることを発見し、インターン生複数名の講師もお願いできるのではないかと考え、MENTAで講師探しをはじめました。
MENTA運営のサポートも受けながら講師の方を探しはじめ、先ほどの私の希望条件に合う複数名の候補者が現れ、その中から、なるべく早く稼働ができて、実績も豊富そうな方が見つかり、依頼をするに至りました。
【参考】馬場さんが依頼したメンターのとしさん
ー MENTAはどのように活用されていたのですか
3か月間で「デザイナーの方がデザインした画像を基にして実装することができる」ということを目標に、教育をお願いしました。
具体的には、HTML・CSSのコーディング、Webデザインについて、カリキュラムを組んでいただいて、課題とそのフィードバックを主にお願いしていました。
課題は例えば、用意されたお手本のデザイン・画像・素材を基に、ECサイトを作る、といったものです。将来的には、受託開発でWebサービスを作ることが前提ですので、スマホ対応や動的なサイト制作もスコープに入れて頂きました。
教育の際に活用したツールは、Google Classroom、Github、Discordなどです。Google Classroomでは、課題の提出や採点・フィードバックを、Githubではコードレビューや動作チェックを、そして日々の連絡は、Discordのチャットでやり取りをしていました。
テキストベースではありますが、先述のように、ネパールの方は日本語が使えないため、全て英語でのコミュニケーションをしていただきました。また、毎日チャットを確認してもらうようにし、インターン生からは、分からないことがあれば適宜質問をしてもらっていました。
ー MENTAを利用した結果はいかがでしたか
目標としていた、3か月で「デザイナーの方がデザインした画像を基にして実装することができる」というスキル状態には到達できていると感じています。
自力でコーディングができるレベル感に達していますので、実際に今当社のホームページの作り直しをお願いしていたり、クライアント案件にアサインして担当してもらい始めているところです。
また、教育に関しては、私が手を割くこともありませんでしたし、インターン生にとっても、当日内に返信をしてくれるのでいつでも質問できる講師がいるのは頼もしかった、という声が上がっていました。
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ー 今後MENTAを導入しようかどうか迷っている企業に向けてMENTAのおすすめポイントがあればぜひ教えてください
MENTA運営の無料相談で、講師の方を条件を考えながら選べることが魅力に感じました。
最初、どう探せばいいかわからなかったり、そもそも自分の希望する人が実際にいるのかわからなかったりしていたのですが、運営に相談したことで一人で講師を探すより、人材要件の設定の仕方や、人材市場感について理解が深まり、その分希望に合う方ともスピーディーに巡り合えました。
また、としさんのような、グループメンタリングに対応できる個人の方がMENTAにはいる、ということも、気づきになりました。
日常的に教えてほしいことって様々あると思っていまして、例えば私たちの場合ですと、今後メンバーが増えると、従業員同士で英語でコミュニケーションする必要性が生まれるため、英語を教えてほしい場面があるのではないかと思っています。
今後は社員研修の一環で、英語の講師もMENTAで探してみたいですね。
ー 最後に、今後の展望や構想を教えてください
まずは今対応している案件で、長期的なプロジェクトがありますので、インターン生がコーディングを担い、私はPMを担う、というチーム開発の体制で開発をしていきたいと考えています。
これまでは自分ひとりで請け負っていたため、クライアントのエンジニアチームに参画して開発を進める形が主でしたが、今後は自社でチームを作って案件対応できるよう体制を整え、受託できる案件の幅を広げていきたいです。
馬場さん、貴重なお話を頂戴し、ありがとうございました!
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取材・記事:坪田雅至