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明けましておめんそ〜れ!
2023年
令和5年となりました。
いつも通り?「こ忙しい」年末年始であった。
元旦の朝の通勤は気持ちが良いくらい車がいない。静寂と言って良いほどの静けさ。
意外にこれが気持ちよかったりするのだ。
年越し
葬祭業にとってある意味年越しとは、年末に亡くなられた方が翌年へ仏事を持ち越す事を言うとか言わないとか……。
大晦日や正月三が日は、どこのお寺でも仏事を行わない。早くても年明け4日くらいから動き出すのが恒例。
年末年始に亡くなられると、日数が延ばされ中々大変な事は明白な事実だが、人間の生き死にだけは思い通りにならないのが世の常である。
1日から祭壇設営
長い経験から4日から動き出すとたかをくくっていたが、なんと今年は2日の葬儀というお宅があった。
ご希望は生花祭壇。
これはご家族の想いが籠もっているので蔑ろには出来ない。
そして、2日は午前午後の2回公演の新春ライブ。
必然的に1日の生花祭壇設営が決定!という運びだ。
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![](https://assets.st-note.com/img/1673432448706-Wt1ehIwBJe.jpg?width=1200)
リクエストに応えながら作る生花祭壇。
会場用のご遺影がすでに設置されているので、ご遺影と対話しながら作る。
これは誰にも邪魔されずに、故人とシンクロするシャーマンのような時間である。
仕事であって仕事ではない有り難い時間だ。
SNSなどを見ても生花祭壇のプロ達が写真をアップしている。
中には「コンテスト」をやろうとしている方も見受けられる。
確かに技術は凄い!繊細なラインやグラデーションを駆使する手法。到底今の私では敵わない。
しかし、どうにも「技術」が先行していて、肝心の「心」が置き去りになっているように見えて仕方ない。
見ろ!俺の作った祭壇は凄いだろ感がハンパない。
これは生花祭壇のプロであって、葬祭のプロではないからだろう。
ご遺族と密接な関係で打ち合わせをして、色んなお話を聞いて家族の一員という気持ちになってから設営出来ることが私の強みかもしれない。
でも、生花祭壇師と呼ばれる方々の技術は称賛に値するという事だけは付け加えて置く。
話しがそれたが、元旦からの祭壇設営に始まった2023年。
年末から始まり、元旦も終日その他の業務に追われ、翌日のライブの段取りなど出来ない状況であった。
まずい……今年初のメンソーレ川端ライブ。
初っ端からグダグタになりそうな予感しかしなかった……。
2023年新春スペシャルライブ
1月2日
時は待ってはくれない。
疲労困憊だったが、朝からバタバタと準備をする。
その日歌うセットリストも朝に出来上がった。
機材の搬入や設置もあるので早めに会場入りしたいが、やらなければならないことが山積みで、中々積み込みにも入れない。
まずは自分のお手入れが必要なのだ。
齢50を数えると、まずはお肌のお手入れから入らなければならない。
間違ってもそのまま人前に立つことなど出来ない。
充分な声出し、リハも出来ぬまま、時間ギリギリに準備が整った新春スペシャルライブ。
ある意味この行程でLIVEを行うのだからスペシャルだ。スペシャル以外の何物でもない。
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第一部は午前11時から。
恒例のむつ市マエダ本店にて新春LIVE。
今年一発目だから!という理由で体調や喉の調子など考えない、最初から飛ばしまくりのセットリスト。もちろん声も…喉も……序盤でとんだ😱
ある歌なんかはもう声が限界に来ていたため、お客様へマイクを向けて自分では歌わないシステムを駆使する。
き、きっとバレてる人にはバレてるだろう……と思いながらも、あたかもレスポンスを求めるライブ感を演出して堂々と振る舞う。これ大事。
しかし、一応「歌手です」と言っている手前、プロの端くれだ。これはプロとして、人前で歌う者として失格に値するな……と、お客様に対して申し訳ない気持ちに包まれいた。
満身創痍で一部を終え、午後2時からの第二部に向けて一時の休憩。
いつもはライブ前に食事など取らないのだが、第一部のために朝食も抜いていたため、このあたりで限界がやって来る。
腹が減って力が入らない。
これは午後の体力のために食わねばならん!と、声が出にくくなる弊害よりも体力を持たせる方を選択した。
うぉ!!適度に食えばいいのに、案外腹いっぱい食べてしまった……。
しかし、一部二部とどちらも観に来てくれている方もいる。ここは気合いを入れ直して挑まねば!!
かくして第二部は予想以上の時間オーバーで終わり、Instagramでのライブ配信が短くなってしまった。
これはこれで申し訳ない💦
遠方のファンの方々、今日会場に来ることが出来なかった方々……すみません😓
テレビ放送
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秘境のガソリンスタンドに3日間密着
年末近くに撮影されていたTVにも東京の番組に少し絡ませてもらった。
ロッチ中岡さん、やす子さんなどがこの辺境の地に訪れていた。
仕事とはいえお疲れ様です。
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とても謙虚な方でした。
カットになった部分が大半だが、中岡さん、やす子さんと車移動の最中に色んな話しができた。
ほんと有名人だという奢りなど一欠片も見えず、タレントとはこうあるべきだ!と、感心しながらお話しさせて頂いた。
田舎で威張っている人達に見せてやりたい人達であった。
さすがTV東京。
放送後の反響が凄かった。
年越し第二弾
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こちらもいわゆる【年越し】をされた方でした。仏事を終えるまで長い期間を要する年末年始。大変だったと思います。
お母さんとの突然の別れ。
とても悲しくて寂しくてショックだったと思います。かける言葉も見つかりませんでした。
でも、確実に時は進んでいて、仏事への段取りや色んなやらなければならないことが山積み。
少しでも長くお母さんとの時間を取れる日程として、気持ちの整理が出来るように仏事へと向かう気持ちになれるようにご家族と色んな話をしながら進めていきました。
まだ年頭と言って良いほどの日程で行われた葬儀。
自分にとっても「明日には人間はどうなっているのかわからない」という事を再認識する機会となりました。
やはり精一杯やりたいことをやろう!
そんな気持ちになった仏事だった。
合掌
むつ市長が県知事選へ出馬表明
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(右)むつ市長宮下氏
そして年頭から飛び込んできたむつ市長の県知事選出馬表明!!
若さと判断力、実行力を併せ持つむつ市長は、コロナ禍においてもその実力を遺憾なく発揮していた。
別に媚を売るつもりはないが、素直に市長には敬意を表したい。年下だが、年齢など関係なく尊敬できる方だと思う。
メディアへの露出も多い市長は知名度も高い。
よくMCの時には「下北で市長の次に有名なメンソーレ川端です」と、よくネタにしていたものだ。
その市長が県知事選へ。
むつ市民にしてみると、むつ市に収まるのは勿体ない!と思いつつも、どこか寂しい気持ちが過ぎっている事だろう。
県知事選へ向けて市長職を辞し、退路を断って挑む姿勢に「俺も負けていられない」という気持ちになる。
市長が県知事選へ出るのなら、俺もでる!!(紅白に)と、決意を新たにしたメンソーレ川端であった。
2023年
コロナとの向き合い方もだいぶ変わってくるであろう年だと思うし、様々なことが変革の時を迎えている気がする。
この波に乗って、自分は今年はどこまで行けるのか?新たなチャレンジをしていくつもりだ。
最後までお付き合い頂いた皆様ありがとうございました。