【スーツ・ジャケパン】シューズ✕ベルトの組み合わせ方徹底解説
今回は、スーツやジャケパンファッションをするときの『ベルト』と『革靴』の合わせ方について解説していきます。
組み合わせの例として紹介しながら、考え方をまとめていきたいと思いますので、是非最後まで楽しんでください。
フォーマル度を1~5段階に分けまして、フォーマル度が高いスタイルから組み合わせを紹介していきます。
フォーマル度5:ドレススーツスタイル
シューズ:内羽根ストレートチップの表革(ブラック)
ベルト:シューズと色、素材を合わせた表革デザインなし(ブラック)
画像引用:Church公式、UNITED ARROWS公式
まずはウールのフォーマルスーツなどの正統なスーツスタイルに合わせる組み合わせです。
ポイントは抜け感や外しの要素を一切入れないことで正統なお洒落スタイルとなることです。
シューズは内羽根でストレートチップが最上級のフォーマルで、プレーントゥがその次といった内容です。また色は黒を選びましょう。茶靴などそれ以外の色はどうしてもカントリーであったり、遊びの要素が出てしまいます。
ベルトはそれに合わせ表革でシンプルなデザインのものを靴に完全に合わせる形でチョイスしましょう。
フォーマルな装いの際は、茶靴、スエードなどは避けるようにしていくことをオススメします。
フォーマル度4:ビジネススーツスタイル
シューズ:シングルモンクのプレーントゥ(ブラック)
ベルト:シューズと色、素材を合わせた表革型押し(ブラック)
引用画像:Beams公式、UNITED ARROWS公式
次にビジネスのスーツシーンを紹介します。冠婚葬祭やとても厳格なビジネスマンよりも少しカジュアルなスーツシーンを想像ください。
スーツはネイビー、またはグレーが基本となり、目立ちすぎないストライプやチェック柄などが組み込まれているようなウールスーツがメインのゾーンです。
ここでフォーマル度5のシューズやベルトを合わせると固くなりすぎてしまいますので、少し遊びの部分を追加してバランスを取ります。
そこでシューズはストラップタイプを選択して、プレーントゥのデザインがど真ん中となります。
ベルトもシンプル過ぎない型押しのデザインにして少し遊びをもたせます。
フォーマル度3:ビジネスのジャケパンスタイル
シューズ:外羽根ウイングチップシューズ(ブラック・ブラウン可)
ベルト:シューズと同色のイントレチャートベルト
引用画像:Church公式、UNITED ARROWS公式
スラックスに合わせたジャケパンスタイルでナットボタンのジャケットでもメタルボタンのブレザーなどでもOKなシーンを想像ください。
近年の職場ではカジュアル化も進みビジネスカジュアルなこのような装いもだいぶ増えてきたのではないでしょうか。
スーツスタイルよりも更にカジュアル色は強くなりますので、ここからは外羽根シューズや茶靴も登場してきます。トゥのデザインもメダリオンなどのウイングチップやUチップのようなデザインも合わせられるようになります。
ベルトはシューズと素材と色を合わせる点では変わりませんが、イントレチャートなどのメッシュベルトなどを合わせることでオシャレな装いとなります。
フォーマル度2:デザインのあるセットアップ
シューズ:スエードタッセルローファー
ベルト:シューズと同色のメッシュベルト
引用画像:FRAME、Beams公式
次は少しデザインの入ったスーツ、またはセットアップを想像ください。
ブレザーなどもそうですが、ポケットがパッチポケットになっていたり、中にニットなどを入れてノーネクタイでも着るようなデザインです。
素材はフランネルや夏場であればシアサッカーなどの軽い素材などで軽快に切れるようなデザインをイメージするとわかりやすいかと思います。
ここでおすすめするシューズはタッセルローファーです。意外と万能なシューズではあるのですが、一番力を発揮する場面はここではないかとオススメさせていただきます。
ここまで来るとスエードなどの素材もしっかりハマるようになります。
ベルトは同色のベルトであればよいかと思います。個人的な感覚でもあるのですが、スエード靴にスエードベルトの組み合わせでももちろん良いのですが、合わせすぎてる印象もあるので同色のベルトで合わせにいくこともオススメします。
フォーマル度1:デニムのジャケパンスタイル
シューズ:コインローファー(ヴァーガンディ)
ベルト:シューズ同系色のコンビベルト
引用画像:Amazon、Beams公式
最後はジャケットを使うジャケパンスタイルでは一番カジュアルな、デニムなどでコーディネートする場合です。デニムやカーゴパンツといったアイテムがこのゾーンに入るかと思いますが、ここまで来るとビジネスといった雰囲気はほとんどなくなります。
よりカジュアルなジャケパンスタイルに合わせる際にど真ん中にあるシューズといえばコインローファーがかなり有力かと思います。色もあまりに奇抜でなければ多くの色を取り入れることができるかと思います。
ベルトは異素材の組み合わせでコーディネートすることも可能となり幅はかなり広がっていきます。
まとめ
上記表に今回紹介した5段階に合わせた守備範囲表を作成してみました。
この表にあるように、必ずしもこの組み合わせが1番お洒落という話ではなく、考え方の概念的な部分と、その守備範囲で特に代表的な組み合わせを紹介させていただきました。
今回の記事は書いていて本当に楽しい内容でした。
今後もコーディネートに関する細かい考え方を発信する記事をつくっていきたいと思います。
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画像引用:Instagram
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