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予約キャンセルに対する考え方 メンタルケア セルフマインドコントロール
セラピストをしていると必ずぶつかる壁
『予約キャンセル』
キャンセルが発生すると、落ち込んだり、イライラしたりする人も多いのではないでしょうか?
キャンセルが発生するということは、予定が狂うという事です。
まず、予約を取った手間が無駄になりますし、キャンセル処理に手間がかかります。
直前のキャンセルだと、予定に空間ができます。時間的にも金銭的にもデメリットになります。
心の準備もしていればメンタル的にもデメリットになります。
このように、キャンセルにはデメリットが多く、落ち込んだり、イライラするのも当然のように感じます。
セラピストを続けていればキャンセルは何度も出てきますし、その度にメンタルが狂っていたら疲れてしまいますし、仕事を続けるのが嫌になってきます。
私は、キャンセルがあるからメンタルが狂ったり辞める原因になるのは、とてももったいなく残念な事だと思っています。
そこで今回は、キャセルが起きてしまった時の考え方(メンタルケア)についてまとめてみます。
キャンセルを減らす方法
まず、「絶対にキャンセルは嫌だ」という強い気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
キャンセルを減らす為には以下のような対策が考えられます。
・キャンセル料を取る
・前払い制にする
・予約確認連絡をとる
・個人情報の確認をする
・他の日にしてもらう
など
これらを徹底する事でキャンセルを減らせることが期待できます。
ただ、キャンセルを0にする事は難しいかと思います。
キャンセルが減った時に、珍しくキャンセルが起こると余計にメンタルにくるかもしれません。
そこでオススメしたいのは、キャンセルが発生してもメンタルを正常に保つ方法です。
キャンセルへのメンタル対策
①キャンセル料を取る
これはキャンセルを減らす為にも有効です。キャンセルのデメリットを金銭面で解決する方法です。歩合制の報酬を働かなくても補えることができます。金銭面でデメリットがなければ正常なメンタル維持にも繋がります。
ただ、他のお客様を断ることにはなります。また、キャンセル料を取ったり、前払い制にすると、予約が減る可能性もあります。
②キャンセル待ちリストの作成
キャンセル待ちリストを作っておく事で、キャンセルが発生しても速やかに他のお客様をご案内する事ができます。
ただ、直前のキャンセルだと対応できない事が多くあります。
③余裕を持つ
金銭面でも精神面でも余裕を持つ事が大切です。
1割くらいはキャンセルになるのが普通だと事前に思っておけば、落ち込んだりイライラすることも減らせます。(割合は少し多めに見積もると良い)
キャンセルになった際の、お店からの金銭的な補助や、個人セラピストならキャンセルが発生する事も想定しながら運営すれば余裕が生まれメンタルも保てます。
あとは、慣れも必要かと思います。
④やることリスト
余裕を持つために、待機中にやることリストを作っておくと良いでしょう。
直前のキャンセルにより、ぽっかり時間が空くことがあります。
そんな時にやることリストを作っておくと、やりたいことができます。
自分磨きでも気分転換でも良いかと思います。
そうする事で、やりたいことができてラッキーと少しは思えるようになります。
やることリストの作成は閑散期へのメンタル対策にもなります。
⑤キャンセルの理由を考えない
・体調不良
・他にいい人ができた
・冷やかし、嫌がらせ
・仕事
・事故
・急用
・忘れていた
など
キャンセルの理由は様々あります。
お客様は本当の事を教えてくれない場合もあります。
第一希望のセラピストに急遽空きができて乗り換えていたら、本当の事は言えません。
しかし、それは考えても分からない事ですし、考えてもキリがありません。
それよりも、その時間で自分磨きをしたり、気分転換をした方が有意義な時間になります。
⑥人に期待し過ぎない
落ち込みや、イライラなど、メンタルに影響を与えるのは、人に期待し過ぎる事が1つの原因です。
人への期待はほどほどに、自分でできる事をコツコツと積み重ねる事をオススメします。
変えられないことよりも、変えられることに意識を向けましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サービス業であれば多くの人が悩むであろう『予約キャンセル』。
減らす対策も大切ですが、キャンセルが起きてもメンタルを正常に保つ事も大切です。
参考にしてみて下さいね。
また、関連記事として閑散期へのメンタル対策も読んでみてくださいね。