集客に繋がるお礼の書き方
SNSでのお礼は集客に繋げる事ができます。
お礼の対象者と非対称者に分けて書いていきたいと思います。
🌸お礼の対象者(リピート来店を目指す)
お礼は来店してくれたお客様に対して書きます。そのお客様にリピートしてもらう為のテクニックを紹介します。
ツァイガルニック効果
人は達成できなかった事や途中で中断した事を覚えやすいという効果です。
来店したお客様に深く印象付ける為にツァイガルニック効果をお礼文章に入れてみましょう。
例
・次回〇〇の話の続きしましょう
・今度〇〇の感想聞かせてください
・今度は〇〇の衣装着ます
・気になってると言ってくれてた、〇〇のオプション、次会う時は期待してて下さい
ツァイガルニック効果について詳しく知りたい方は、
『ツァイガルニック効果とメンズエステ』の記事をご覧ください。
🌸お礼の非対称者(新規来店を目指す)
まだ会ったことのない、SNS閲覧者を集客に繋げるテクニックを紹介します。
ウィンザー効果
ウィンザー効果は、第三者を介した情報や噂のほうが、直接本人から伝えられるよりも影響が大きくなる、信憑性が増すという効果です。
お礼をお客様の口コミとして利用する事で、ウィンザー効果が働きます。
セラピストの長所を信憑性の高いものにしてくれます。
お礼に入れるといいフレーズをいくつか書き出してみます。
例
・可愛いと何度も言ってくれて照れちゃった
・スタイルいいと褒めてくれて嬉しかった
・こんな施術初めてと言ってくれて嬉しかった
・今までで1番上手いと言ってくれて嬉しい
・また来るよって言ってくれたから、待ってる
自分や身内であるお店が、可愛い、施術が上手いなどと言うよりも、第三者であるお客様が言ったコメントの方がウィンザー効果により信憑性が増します。
SNSのお礼は1人だけに向けたものではない
お礼って来店されたお客様に向けて書くものですが、SNSではそれ以外の人も見る事ができます。せっかく時間を掛けてお礼を書くならそのチャンスを生かして欲しいです。
ウィンザー効果を意識して第三者を意識したお礼を書いてみましょう。
お礼の注意点
注意点としては全てのお客様を平等に扱った方がいいという事です。
人間同士ですから好き嫌いがあるのは当然ですが、お客様によって書いたり書かなかったり長文や短文など違いが感じられると、悪く扱われたお客様はマイナスに思いますし、不公平なセラピストは信用をなくします。
指名のお客様のみにお礼を書くなど、何かしらルールを決めるといいと思います。
あと、あまりにイチャイチャな特別感のあるお礼は書かれた対象者は嬉しいでしょうが、他の人にとっては不快、不信感、嫉妬など悪い感情が湧く可能性があるので注意が必要です。
嫉妬はネットでの誹謗中傷、嫌がらせに繋がる恐れもあります。
お礼は集客を期待できますが、トラブルの元にもなり面倒な事も多いです。
メリットもあるがデメリットもあるという事を頭に入れておきましょう。
中途半端になったり、ストレスになるくらいなら、SNSで個別のお礼はやめた方がいいでしょう。
お見送りの際にお礼をしっかり伝えるのがいいでしょう。SNSのお礼の前に接客中でのお礼や挨拶の方が大切です。
また、前回の記事の『見やすいSNS』という観点からすると個別のお礼は見にくくなるのでマイナスになるでしょう。
まとめ
お礼の対象者には、ツァイガルニック効果を使ってリピート率を上げる。
お礼の非対称者には、ウィンザー効果を使って魅力のあるセラピストだと伝え、新規客を増やす。
この2つを意識するだけで他のセラピストに差をつける事ができるので是非試してみてくださいね☘
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