コリとハリの違い《第1回》お客様の為の解剖学 (メンズエステ 優しい解剖学)
解剖学をお客様に伝える為に、分かりやすく噛み砕く必要があります。
その理由は前回の記事をご覧下さい↓
「お客様の為の解剖学」第1回は「コリとハリの違い」です。
お客様に
「コリとハリってどう違うの?」
と質問されたらあなたはどう答えますか?
コリは固まってて‥
ハリは突っ張っている‥
これでも大体は伝わると思います。
しかし、今回はもう少し深く分かりやすく考えてみたいと思います。
まず、日本リラクゼーション業協会の発行する本には以下のように説明されていました。
一言で表すとこんな感じでしょうか?
コリ→筋肉が硬くなる
ハリ→筋肉が伸びない
私は、コリとハリの違いを説明する時に、イメージしやすいように、ワイヤーありのイヤホンで説明しています。
コリとハリの違い
画像のように絡まったイヤホンがあります。
今はワイヤレスイヤホンも多いですが、ワイヤーありだとよく絡まって使いにくいですよね。
イヤホンに例えると、何かしらの原因で絡まっている部分がコリに該当します。
もしも、このままの状態でイヤホンを使ったら、絡まっていない部分が引っ張られピンピンの状態で使う事になります。
この部分がハリに該当します。
実際のコリとハリも連動している事が多く、筋肉が凝り固まる事でその周辺の筋肉に影響が出てハリが起こるようです。
ですので、このコリの部分(絡まった部分)を解く事ができればハリも自然と解消する事が多いようです。
また、コリとハリのどちらがあってもイヤホンは使いにくく、筋肉も同様に使いにくくなるのです。
お客様に説明するなら
「コリとハリの違いは?」
「ワイヤーありのイヤホンが
絡まった状態を
想像してみて下さい。
絡まった部分がコリです。
その状態で使うと絡まりの影響で、
周辺が突っ張った状態になります。
それがハリです」
これなら子供でも分かってもらえるのではないでしょうか?
接客中なら以下の言葉を追加してもいいでしょう。
「コリとハリのどちらがあっても筋肉が使いにくい状況で負担がかかりやすいので、しっかりほぐしていきましょう!」
まとめ
今回は「コリとハリの違い」についてお客様や初心者セラピストでも分かりやすいように説明しました。
解剖学を、本やネットで学んでそのまま伝えても、分かってもらえる事は少ないです。
お客様に伝える為に、専門用語は分かりやすく噛み砕く必要があります。
私の説明が正解というわけではなく、他にも色々な方法で分かりやすくできるかと思います。
もしも説明の仕方が分からなければ、私の説明を丸暗記して使ってください。
今後もお客様の為の解剖学(優しい解剖学)は連載していきます。
参考にしてもらえれば幸いです☘️
追記
ちなみに私は先端がコリコリしていて、その周辺にハリがあるものが好きです(なんてね笑)
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